【K-1】”怪物”野杁正明、王者初陣で加藤虎於奈と対戦「日本人選手はやる意味がない。残酷に叩き潰す」
2022年4月3日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~』の対戦カード発表記者会見が、2月17日(木)都内にて行われた。
ウェルター級(-67.5kg)ワンマッチで、現K-1同級王者・野杁正明(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王者としての初陣で、加藤虎於奈(25※試合時26=TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO /第8代Krushウェルター級王者)と対戦する。
野杁は新生K-1創成期から活躍。17年にはゲーオ・ウィラサクレックを下して王座を戴冠。その後、ウェルター級に変更して、昨年9月にはウェルター級王座決定トーナメントで3連続KO勝利。王座を戴冠した。K’FESTAには5年連続の出場になる。
【動画】野杁のフィニッシュ3連発!苦悶の表情で立ち上がる安保にトドメの一撃も
対する加藤はレオナ・ペタスの実弟で、21年1月には山際和希を下して、Krushウェルター級王座を戴冠。同年9月には、野杁が優勝したK-1ウェルター級王座決定トーナメントに参戦予定であったが欠場。22年2月時点では、野杁の対戦相手となりうる外国人選手の来日が難しいこともあり、再起戦で今回のビッグチャンスを掴んだ。
加藤は、意気込みを求められると、前回のトーナメントを欠場になったことを謝罪し「欠場になって、トーナメントを見させてもらってめちゃくちゃ強い野杁正明選手が見れて、いつか戦いたいと思っていた。決まって光栄なので、勝てるように気合いを入れます」とコメント。
トーナメントで3連続KOで優勝を果たした野杁を見て「普通に勝っていてバケモンだと思っていた」と率直な感想を話す。当然、戦うからには野杁撃破を目論む。「決まったことがすごいことではなく、勝つことがすごいと思うので、野杁選手を倒して俺がまたトップに出られたらと思っている」と、覚悟を語った。
この対戦に向けて、大好きであったというお酒を辞めて本腰を入れて練習してきた加藤。絶対王者を相手にどのような試合を見せるか。
一方の野杁は「5年連続(K’FESTAに)参戦できることを嬉しく思います。2階級制覇しましたし、K-1を引っ張る顔だと思っている。残酷に叩き潰してやろうかなと思っています」と実力差を見せつけると言い切る。
加藤については「Krushのチャンピオンになっていますし、実力はある若い選手」と言いつつも、「日本人選手はやる意味がないと思っている。今回の対戦で日本人は卒業というか、レベルの差はトーナメントで見せたんですけどそれ以上に差を見せつけることが今回の試合のテーマです」と話す。
さらに「トーナメント3選手と勝負して、僕を倒しにくる姿勢が見れたので、そこは僕に挑戦するのであれば倒しにくる姿勢を期待したいです」と加藤に呼びかけた。自身では、日本人対決卒業マッチと語る一戦で、野杁はどのようなパフォーマンスを見せるのか。
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