2022/02/21（月）UP
（最終更新：2022/02/21 17:16）

試合前インタビューに応じたクレベル・コイケ(C)RIZIN FF

　2月23日（祝・水）に迫ったケージ（金網）ファイト『RIZIN TRIGGER 2nd』（エコパアリーナ＝静岡アリーナ）のメインイベント、フェザー級MMAマッチに参戦するクレベル・コイケ（32=ボンサイ柔術）が試合前インタビューを行った。
　クレベルは昨年6月13日に朝倉未来に三角絞めで一本勝ちして以来、8ヶ月ぶりの登場となる。
　対するは元UFCファイターの佐々木憂流迦（32＝セラ・ロンゴ・ファイトチーム）。

【動画】振り返る、クレベルが朝倉未来を締め落とした三角絞めの瞬間

昨年6月の東京ドーム大会で朝倉未来に一本勝ちしたクレベル

　クレベルはインタビューで「コンディションは良い。計量だけ大変だけど大丈夫」と明日の計量に向け減量が大変だとしたが「一本勝ちは間違いない」と自信をみなぎらせる。
　その自信はRIZIN3戦無敗、全て1Rか2Rで三角絞め、またはダースチョークと絞め技で一本勝ちしていることもあるだろう。

　ちなみに佐々木も『寝技天狗』とも言われており、UFCで勝利した3試合は全てリアネイキドチョークと絞め技を得意とする。さらには打撃にも対応できる選手で、ストライカーのマネル・ケイプにも判定勝利。前戦の昨年9月のRIZINでは極真空手出身の元UFC堀江圭功に打撃で鼻血を出させるも接戦の末に判定負けしているが、寝技、打撃ともに高いレベルにある選手だ。

インタビューで自信をみなぎらせたクレベル

　佐々木に対して自分の方が上回っているかという質問に対して「もちろん！RIZINで3試合勝ってるし、練習でもレベルアップしている。打撃も鈴木博昭と練習してる。彼は良い先生です。チャンピオンになりたい。絶対に一本勝ち、KO出来る、間違いない」と語った。

　クレベルがインタビューで答えた通り、ボンサイ柔術には打撃の軍師である元シュートボクシング王者の鈴木博昭がおり、クレベルの前戦や同門のサトシ・ソウザなどへ打撃を教え、作戦を立てている。このクレベルの自信は鈴木の入念な作戦の自信もあるだろう。
　佐々木の打撃に対しては「普通。危ないとか、顔にパンチを浴びる心配はない」とし、チャンピオンを目指し一つずつ勝っていくと語った。

　そして最後に試合に向け「良い試合をする。それだけ。一本勝ちで絶対勝つ」とフィニッシュを誓った。

▶︎次ページは【フォト＆動画】振り返る、クレベルが朝倉未来を締め落とした三角絞めの瞬間