【RIZIN】再起戦に挑む倉本一真「進化を見せる」、対する加藤ケンジは「失神させる」と意気込み
2月23日(祝・水)に迫ったケージ(金網)ファイト『RIZIN TRIGGER 2nd』(エコパアリーナ=静岡アリーナ)のセミファイナル(61.0kg契約MMAルール)で対戦する加藤ケンジ(3POUND K.O.SHOOTO GYM)と倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)が、試合前インタビューに応じた。
加藤は2020年2月の『RIZIN.22 』で山本美憂の息子・山本アーセンに1ラウンドKO勝利。昨年2021年は5月に修斗で坂巻魁斗に、11月には「RIZIN TRIGGER 1st」で藤原克也にそれぞれTKO勝利している。
対する倉本は小・中学校で空手、中学校で柔道とレスリングに打ち込み、レスリングでは2012年から2014年まで、天皇杯全日本選手権グレコローマン59kg、60kg級で合わせて3連覇を果たしている。
2017年から修斗で活躍していたが、2020年の『RIZIN.26』でRIZIN初参戦を果たし、中原太陽に1RTKO勝利をおさめている。しかし昨年6月に開催されたRIZINバンタム級トーナメント1回戦で、アラン“ヒロ”ヤマニハに敗れ、トーナメント1回戦負けを喫している。今回は再起戦にあたる。
加藤は2戦連続のRIZIN TRIGGER参戦だが、「前回レフェリーストップで不完全燃焼だった。ああいう形で止められてしまったので今回は完全決着を目指したい」と意気込む。そして、理想とする勝ち方は?という質問には「失神っすね」と語り、地元静岡で分かりやすい派手な試合を約束した。
加藤が完全決着というのは理由があり、前回地元静岡で戦った『RIZIN.21』では金太郎を相手に1R一本負けを喫している。「2年前にああいう形で負けて、その悔しさはずっと残ってる」と、今回は完全決着の試合を地元の応援団の前で見せたいと語った。
一方の倉本も雪辱したいという気持ちは同じ。「RIZINバンタム級JAPANグランプリ」で 1回戦負けを喫してしまい、「優勝するつもりで出場したので、決勝に出て、勝ちたかった」と優勝を逃したことへの悔しさを吐露した。
加藤は、倉本が1回戦で敗れたアラン・ヒロ・ヤマニハの所属するボンサイ柔術でも練習をしている。「クレベルや他のボンサイメンバーとは違うファイトスタイル。自分のやるべきこと、ファンが期待する試合をする」と試合への決意を表した。
一方の倉本は、修斗東京ジムから、リバーサルジム新宿MeWeに移籍し、新たな環境でトレーニングを行っている。「山崎(山﨑剛代表)さんからゼロから学びだしたのもあって、それが打撃、寝技、それにつなげるものを進化させた」と語り、今までとは違う“倉本一真”を見せると意気込んでいる。
地元の応援団の前で加藤が勝利をおさめるのか、それとも進化した倉本が加藤に再び地元での雪辱を味わわせるのか、注目の一戦だ。
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