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【RISE】バンタム級絶対王者の鈴木真彦が江幡睦と初対決「天心ラストマッチが話題になって悔しい、最高の試合する」(鈴木)=4.2

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2022/02/22(火)UP

鈴木(左)と江幡睦が初対決

 4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022』の記者会見が22日、都内の会場にて開催。那須川天心vs風音の禁断の同門対決が話題になる中、今回は2試合の追加カードが決定した。
 発表されたのは、鈴木真彦(山口道場)vs江幡 睦(伊原道場)、志朗(BeWELL キックボクシングジム)vs江幡 塁(伊原道場)の2試合。どれもレベルの高い攻防が見られる顔合わせとなった。

【動画】鈴木が長谷川穂積直伝のパンチで江幡塁と激しい打ち合い

鈴木は前回の拳剛戦でKO勝ち。長谷川穂積に習っているパンチが炸裂した

  鈴木はガンガン前に出て打ち合う攻撃的スタイルを武器にRISEで活躍するバンタム級王者。昨年9月に那須川天心と対戦し敗北するも、11月には江幡塁に1R KO勝利。今年1月の拳剛との防衛戦ではKO勝ちを収めて、王者の強さを証明した。

  江幡はWKBA世界バンタム級王者。双子の弟・塁とともにムエタイ最高峰のラジャダムナンスタジアム認定王座を目指す、新日本キックの看板選手。基本に忠実なスタイルで、繰り出す攻撃はいずれも高い攻撃力を有する。20年9月にRIZINに参戦し、良星から2度のダウンを奪い勝利している。昨年7月にはRISEへ初参戦し、『DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント一回戦』で風音と対戦し、スプリットの延長判定で惜敗した。

江幡睦は、まだRISEルールに慣れていないものの、強烈な蹴りとパンチの強打を持っている

   初対戦となる二人が会見で並ぶとまったく違和感がないのは、睦の弟の塁と鈴木が二度も対戦しているためだろうか。今大会へ向けて鈴木は、「那須川天心選手のラストマッチが話題になって悔しいので、最高の試合をして盛り上げたいと思います」と抱負を語る。一方の江幡は、「55kgで試合をすることを楽しみにしていました(前回は53kg)。自分の強さを見せつけたいと思います」と適正体重で試合ができることを喜んだ。

 互いの印象については、「睦選手は何でもできるうまい選手。塁選手とは違って凶暴性があると思いましたので、正面で打ち合う面白い試合になるでしょう」と鈴木。江幡も「塁に二度も勝っているので、面白いので戦ってみたいと思っていました。攻撃力が高く、スピードもあってアグレッシブ。交わるのを楽しみにしていました」と評価する。

RISEのFightClubで刺激を受けたという鈴木はKOを狙う

 鈴木は、先日、開催されたRISE初のオープンフィンガーグローブ大会『Fight Club』を見て、「RISEじゃないみたいで、本物の強さがぶつかり合うような大会でした」と刺激を受けたという。盟友の山口兄弟が主役として大会を引っ張っていたため、今回は自分の出番という印象なのだろう。

 ボクシングの元世界王者・長谷川穂積からパンチのテクニックを学んでいる鈴木だが、「前回の拳剛戦の打ち合いの中で、パンチの攻防があって、まだ完璧ではないけど、少し出せたと思います。でも、まだ出せていないことも多いので、これからもっと伸ばしていきたい」と語る。

鈴木戦に自信を見せる江幡睦

 最後に江幡は、「塁と僕が同じ大会に出場するのは、5年ぶり。4月2日は、生き様を見せて、明日もがんばろうと思ってくれる試合をしたいです」と気合いを入れる。鈴木も「僕も生き様を見せます。天心ファイナルと言われていますが、僕たちの存在を見せつけたいと思います」と好勝負になることを約束した。

▶次ページは【動画】鈴木が長谷川穂積直伝のパンチで江幡塁と激しい打ち合い

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