【RISE】志朗が江幡塁と10年越しの決着戦! 天心vs風音は、「何が起こるか分からない」と志朗が気になる発言=4.2
4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022』の記者会見が22日、都内の会場にて開催。那須川天心vs風音の禁断の同門対決が話題になる中、今回は2試合の追加カードが決定した。発表されたのは、鈴木真彦(山口道場)vs江幡 睦(伊原道場)、志朗(BeWELL キックボクシングジム)vs江幡 塁(伊原道場)の2試合。どれもレベルの高い攻防が見られる顔合わせとなった。
志朗は『DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント一回戦』で、滉大との大接戦を制し準決勝に進出。その準決勝では大﨑孔稀の計量オーバーによるリザーバーからの繰り上がりとなった滉大との再戦を争い、盤石の強さを見せて決勝進出。決勝では風音と延長戦にもつれる接戦となり、惜しくも判定負け。試合後、両手の手術をして全治半年と診断されていた。
対する江幡は鋭いローキックとカウンターを武器に新日本キックで活躍し、WKBA世界王座を戴冠。19年8月にはKING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座も獲得。19年のRIZIN大みそか決戦では那須川天心と対戦して1R KO負けを喫した。鈴木とは20年11月からスタートした『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg』の一回戦で激突し、鈴木のパワーに圧倒され敗北。21年11月に鈴木と再戦したがリベンジマッチに失敗した。今回は再起戦となる。
志朗と江幡塁は、過去に新日本キックのリングで対戦経験があり、江幡の1勝1分。今回は10年ぶりの再戦となる。11年5月には江幡が判定勝利。翌12年5月、日本バンタム級王者だった江幡に志朗が挑み、判定1-1のドローとなった。志朗は江幡との3度目の対戦を望んでいたが実現せず、新日本キックボクシング協会を退会した。
会見に出席した志朗は、「昨年の55kgトーナメントで江幡塁選手と決勝で戦いたいと言いましたが、戦えなかったので縁がないのかなと思っていましたが、こうして巡り合えました。前回の対戦から二人は別人のように強くなっている」とコメント。江幡は「前回、対戦したのは10年前、ムエタイスタイルをRISEルールにアジャストして活躍している印象があります。たしかに10年前とは別人ですね」と志朗を評価する。
江幡は前回の鈴木戦でファイトスタイル変化の途中だったため、「距離が合わなかった」という。今回は合わせてくるはずだ。
一方の志朗は、55kgトーナメントで両手をケガしてしまい、手術を乗り越えての再起戦となる。練習で両手を使えるようになったのは1カ月前からで、今は「100%問題ない」と明かした。同じ大会で那須川天心と風音が対戦するが、両者ともに戦ったことがある志朗は、「難しいカードですよね。普通に戦えば天心選手だと思いますが、風音選手は主人公感ではないですけど、観客を沸かせたりする力を持っているので、天心選手はメンタル的に(ショックが)くるかもしれません。何が起こるか分からないですね」と気になる発言を残した。
新日本キックから続く志朗と江幡塁の物語。志朗は「完全決着をつけて、今回で江幡塁選手のストーリーを終わらせたい」と語れば、江幡も「完全決着をしたい。KOで締めくくりたいと思います」と必勝の覚悟で臨む。
▶次ページは【動画】志朗が両手負傷しながらも、風音と激しい打ち合い!
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