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【RISE】江幡塁、志朗と8年ぶりの対決望む「決勝戦へぜひ上がってきてもらいたい」=天心挑戦者決定T

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2020/10/27(火)UP

カウンター駆使し優勝なるか

 11月1日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』に参戦する、WKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(29=伊原道場)の直前インタビューが主催者から届いた。

 江幡は今回、那須川天心 挑戦者決定トーナメントの初戦となる準決勝で、第7代RISEバンタム級王者の鈴木真彦(23=山口道場)と対戦する。

 江幡は「鈴木選手は戦いたい相手だった。一回戦から優勝候補で僕もワクワクする」と笑顔で語る。「いつもは相手の対策より、自分の向上に務めるタイプ」としながらも「鈴木選手の場合は戦い方も独特のスタイル。よくビデオを見て研究してます」と今回は対策に余念がないようだ。

 トーナメントのもう一つの山では、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と、シュートボクシング 日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)が準決勝を争う。

志朗に得意の右ストレートを打ち込む江幡=12年5月

 江幡は「やっぱり志朗選手には上がってきてほしいなというのが正直な気持ちですね」と言う。江幡と志朗は、新日本キックボクシング協会のリングで過去2度の対戦経験がある。
 11年5月には江幡が判定勝利。翌12年5月、日本バンタム級王者だった江幡に志朗が挑み、判定1-1のドローとなった。志朗は江幡との3度目の対戦を望んでいたが実現せず、新日本キックボクシング協会を退会した。

 志朗と戦いたい理由として江幡は「8年前に戦っているので。彼もずっと戦いたいって言ってくれていて、戦えなかった選手なので。この大きい舞台を通して再会して、それが決勝戦だったら熱い。僕も感極まるものがありますし、ぜひ上がってきてもらいたいですね」と、3度目の決着を今回の決勝戦でつけたいとする。

8月のRIZINでは、この右ストレートカウンターで植山征紀をダウンさせた

 続けて「楽しみです、ずっと新日本キックでやってきた選手なので、最後2人で戦えたら最高ですよね。(準決勝の鈴木は)RISEのチャンピオンですので、しっかり勝って志朗君と戦いたいなと思います」と初戦をなんとしても勝ち上がるつもりだ。

 カウンターテクニックを得意とする江幡だが「カウンターが決まる確率は高い。鈴木選手も気持ちが熱い選手でガンガン来てくれますし、志朗選手もこの戦いではムエタイの戦いでポイント取って逃げることは出来ないと思う。勝ちに来るには攻めてこないとと思うので、しっかりそこは狙って戦っていきたいと思います」と得意なスタイルを駆使し優勝を狙う。

 今回のトーナメントの優勝賞金は500万円だ。使い道として「ジムのほうも大変なので、うまい活用の仕方が出来たらいい」と語る。現在所属ジムである伊原道場もクラウドファンディングを行い、支援を募っている。「僕たちの練習環境もどんどん変えていかないと。僕も29歳なので、色んなトレーニングやメンテナンスを入れていきたい。他の後輩の選手の環境のサポートも考えています」と、賞金は自分や周りの選手たちの投資に考えている。

 今回優勝すれば、那須川天心への挑戦権を得られる。江幡は「負けているので、再戦もしたいと思っています。でもそれ以上に、このトーナメントにやりたかった選手が出場して、しかもワンデートーナメント。初めての(RISEの)舞台で、大阪も初めてかな。挑戦ずくめの大会になっているので、すごくワクワクしています」と那須川との再戦もさることながら、目の前のトーナメントが楽しみだと笑顔で語った。

☆11.1 RISE 対戦カード、イベント情報はこちら

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