【RIZIN】佐々木憂流迦が「ダウンを奪った自分がビックリした」とクレベル戦で勝機を逃した場面を語る
2月23日(水、祝)エコパアリーナ(静岡アリーナ)で開催された『RIZIN TRIGGER 2nd』のメインイベント(第13試合)RIZIN MMA ルールでクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に一本負けを喫した佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が試合後インタビューに応じた。
佐々木は元UFCファイターで、18年大晦日にRIZIN初参戦するとマネル・ケイプに判定勝利。その後もバンタム級で戦ったが、昨年9月にフェザー級に階級アップ。UFCファイターの堀江圭功と初戦を迎えるも、判定負け。佐々木も『寝技天狗』の異名を持ち、UFCで勝利した3試合は全てリアネイキドチョークと絞め技を得意としていたが、クレベル・コイケにまさかの得意技で一本を奪われる結末を迎えた。
冒頭から「いや、めちゃくちゃ悔しい。久々、悔しい」とこぼした佐々木。「でも、めちゃくちゃ強かったですね。最後、地力で負けたなと自分で思いました」と完敗を認めた。
試合は、1Rに佐々木が右フックでダウンを奪った。あの場面で深追いをしなかった理由は、「距離を長く作って、試合をコントロールすることが作戦でした。でも、自分であんなに効かせることがなかったので、ちょっとビックリしちゃって。セコンドから『行っていいよ』と言われたんですけど、まだ目が生きている感じがしたので行かなかったです」と振り返る。ただ、あの右フックは練習してきた成果だという。
流れとしては佐々木のペースだったが、「1R目が良い展開だったので、2、3R取れるなと思っていたんですけど、四つが強くて、バックを見せてしまう展開とか自分に足りないところを感じました」と組みの強さで少しずつ押されていってしまう。最後はチョークを取られてしまったが、「2個3個、向こうの方が先を行っていたので、柔術のうまさですね」と敗因を語る。
試合後は二人が会話していたが、「サトシが最初に『危なかったよ』と話しかけてくれて、クレベルとも健闘を称え合いました」と佐々木。今後の展望は、「懸けていたんで、この試合に。効かせていたとはいえ、チョークを極められているんで。ベルトを狙うのはあるんですけど、どうしようかなとは思います。このままフェザー級でやっていくのか、バンタム級へ落とすのか、まだ考えられないです」と返答した。
クレベル戦に懸けていたのは、「彼が一番、強い立ち位置にいると思うので」と評価していたことを語り、「こういう負け方をしたんですけど、ちゃんと作戦を遂行できれば勝てると思うので、今後、階級をどうするかコーチと相談して決めていきます」とコメントした。
▶︎次ページは【動画】佐々木がクレベルからダウンを奪った衝撃の瞬間
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