【RIZIN】「倉本一真選手が進化したことで、バンタム級戦線楽しみ」と『ミスターTRIGGER』として期待=榊原代表の大会総評
2月23日(水、祝)エコパアリーナ(静岡アリーナ)で開催された『RIZIN TRIGGER 2nd』の全試合終了後、榊原信行社長が囲みインタビューに応じた。
今大会の総評を「 TRIGGERの第二弾ということで、今後、継続できるかどうか大切な大会だったと思います。そんな中で静岡というのは安全な地方都市、格闘家がたくさんいるし、ジムもたくさんあると。そういう場所で開催できて良かったです。アンダーカードは、少し物足りなさを感じた部分もあったかもしれませんが、選手の発掘・育成、また再生と原点回帰、そして地方の活性化という部分が体現されたカードでした」と榊原社長。
さらに、「その中で地元のクレベルと佐々木がしっかりとメインを締めてくれて、メインの大切さ、そしてアンダーカードでがんばってくれた選手たちの手応えを感じました。そして、勝ちに拘りつつ、その先にあるハートを鷲掴みにして、胸を震わせた選手が何人いたかなと思います。負けた選手は負けを受け入れて、次のチャレンジへ向かってほしいです」と TRIGGERの役割が見えたきたという。
気になった選手としては、たくさんのポイントがあったことを明かす。
「メインにつきるかなと思いつつ、佐々木が牙城を崩せるかなと思わせる試合でした。クレベルは地元のプレッシャー、家族、仲間、みんなが見守る中で、8カ月ぶりでも勝つことができて強さを見せたかなと思います。タイトルという言葉を口に出して、当然の4連勝。挑戦者としてナンバーワンの候補になったのは間違いありません。
あとは倉本一真選手が、これまでの評判以上に進化できたことで、バンタム級戦線が楽しみになってきました。アキラ選手も勝ちましたが、本人にも言いましたが、勝ちのその先ですね。見ている人の胸を震わせる試合ができないとダメですね。そして、山本(空良)選手ですね。サラブレッドとして英才教育を受けてきて、お父さんと一緒に10年前に彼と会って、『近い将来、日本の格闘技を背負って立つ選手にする』と言われて、いいなと思いました。その片鱗が見えた試合でした」
TRIGGERはその名の通り、爆発への引き金。倉本が『ミスターTRIGGER』を名乗ることになるのかもしれない。
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