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【DEEP】引退試合を迎える小見川道大が「全局面で圧倒して勝つ」と中村大介に宣戦布告=前日計量

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2022/02/25(金)UP

引退試合を前に気合いを入れる小見川。中村もフェイスオフに応じた

 2月26日(土)に東京・後楽園ホールにて開催される『DEEP 106 IMPACT』の前日計量が25日、都内にて行われた。
 メインイベントは、今大会で引退試合を迎える小見川道大(NEO JUDO ACADEMY)と中村大介(夕月堂本舗)の一戦。小見川は66.00kgでクリア、中村は66.85kgで400gオーバー。その後、中村は規定時間までに再計量を行い、66.20kgで無事にパスした。

【フォト】小見川と中村が計量でマッスルポーズ

 小見川はUFC、戦極、DREAM、ROAD FC、DEEPなど多くの団体を渡り歩いてきたベテランファイター。元柔道日本代表として国際大会優勝などの実績を持つ。ボクシングと柔道をミックスしたネオ柔道スタイルを駆使する。

中村は400オーバーの再計量となったが、小見川と好勝負を約束

 近年は異種格闘技イベント・巌流島やグラップリングイベントのQUINTETなどで活躍する。MMAでは19年6月のDEEPで3年4ヶ月ぶりのMMA戦ながら、見事な一本勝ちで勝利。同年10月には毛利元就の末裔・毛利昭彦にTKO勝利と衰えぬ勢いを見せていたが、今回MMA戦引退を決意した。

 その引退試合の相手を務める中村もまた、52戦のキャリアを持つ大ベテラン。12年にはプロ10年目にしてDEEPライト級王座を獲得した。先月、RIZINフェザー級王者になったばかりの、DEEP同級王者・牛久絢太郎とは、これまで2回対戦し、今年2月にはヒザでKO勝利するも7月の再戦では判定負けと1勝1敗。今年10月にRIZINに参戦すると、ハワイ王者経験を持つ新居すぐるを1Rアームバーで沈めている。

 小見川と中村は18年4月のクインテットで対戦。終了間際に中村得意の腕十字固めが極まりかけたが、時間切れ引き分けとなった。

「明日、最高の試合をします」と挨拶する小見川

 計量を終えた小見川は、「よっしゃー」と叫び、自ら中村とのフェイスオフをオーダーして互いに睨み合った。400オーバーの中村は、「引退試合の大切な時に体重をオーバーしてしまい、申し訳ございませんでした。必ず落として、明日、フェザー級最強決定戦をしましょう」と謝罪して、体重を落としにいった。

 小見川は、「かなり調子がいいんで、今、ここで試合がしたいくらいです。これが最後というのは寂しい気持ちとワクワク感が同時にあります。フェイスオフは、いつもやっていたので、最後だけやらないのはと思ってやりました。正直、今は最高の状態なので、負ける気がしません」と気合いを入れた。

中村は再計量になったことを謝罪しつつ最高の試合になることを約束

 中村については、「キャリア、実力ともにフェザー級最強だと思っているので、最高の試合ができると思っています。関節の取り合い? いえ、僕は取らせないので、全局面で圧倒して勝つ」とあくまでも高く評価した上で、叩き潰すつもりのようだ。

 会場には、小見川の教え子たちがたくさん応援に駆けつけるという。「戦いを通して、いろいろなことを学んでいってほしいですね。これからの子どもたちの未来への活力になればいいなと思っています」と小見川。最高の勝ち方をしたら現役続行の気持ちにならないか聞くと、「それはないです。明日のために、すべてをかけてやってきましたので、全力を出し切ります」と最後の大勝負へ向けて、覚悟を決めているようだ。

 明日は、小見川と中村の大激戦が繰り広げられるのは間違いない。

<計量結果>
▼メインイベント(第6試合) 礎 株式会社 Presents 小見川道大引退試合 DEEP フェザー級 5分3R
中村大介(夕月堂本舗)→66.85kg(400gオーバー)→66.20kgでパス(階級制は500gオーバーまで認められる)
vs
小見川道大(NEO JUDO ACADEMY)→66.00kg

▼セミファイナル(第5試合) DEEP フライ級 5分3R
伊藤裕樹(ネックスイチムエ)→57.00kg
vs
福田龍彌(MIBURO)→57.20kg

▼第4試合 DEEP ライト級 5分3R
川名 TENCHO 雄生(北海しゃぶしゃぶ/Y&K MMA ACADEMY)→70.85kg(50gオーバー)→70.8kgでパス
vs
石塚雄馬(AACC)→70.65kg

▼第3試合 DEEP フライ級 5分3R
越智晴雄(パラエストラ愛媛)→57.10kg
vs
関原翔(K-PLACE)→57.10kg

▼第2試合 DEEP フェザー級 5分3R
青井人(BLOWS)→66.15kg
vs
木下尚祐(和術慧舟會 GODS)→66.45kg

▼第1試合 DEEP フライ級 5分2R
ヒロヤ(トライフォース赤坂)→57.10kg
vs
風我 (フリー)→57.10kg

▼オープニングファイト DEEP バンタム級 5分2R
岩見凌(KIBA マーシャルアーツ)→61.50kg
vs
山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)→61.65kg

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