2022/02/28（月）UP
（最終更新：2022/02/28 00:22）

新王者となった金子

　2月27日（日）東京体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』のメインイベント［K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦］で、玖村将史に勝利し、新王者となった金子晃大が、試合後の囲み会見に出席した。

　金子は一日3試合にわたるワンデートーナメントで1回戦で黒田勇斗、準決勝で璃明武をいずれもKO、決勝は2Rにダウンを奪うも3Rには追い上げられ激しい打ち合いとなった。

【動画】金子が怒涛の連打で玖村からダウンを奪う瞬間

血まみれになりながらも激闘を制した金子

　金子は「やってきたことが出せてよかったです。今回、いろいろあるトーナメントだったので、それぞれいい選手だなと思いました。倒せなかったのは、自分がダメだったなと。でも、強くなったとは思いました」と決勝でKOできなかったことを反省しつつも、コメントの通り、自身で強くなったと実感した様子だ。玖村に2年前のリベンジをダウンを奪う形で見事に果たしている。自身が受けたダメージについては「気合いで耐えました」と激しい3試合のサバイバル戦を語り、笑みを浮かべた。

チャンピオンとして「今までよりも結果を出したい」と語った

　そして「チャンピオンになったということは、代表する立場なので、今までよりも結果を出したいと思います。これから、気持ちを切り替えてやっていきます。応援してくれるファンの方、ありがとうございました。これからも応援をお願いいたします」と語った。

　対して、優勝候補筆頭と言われ金子に負けてしまった玖村。1回戦で鬼山桃太朗を三日月蹴りで、準決勝では佐々木洵樹を左フックでいずれもKOで順調に決勝に駒を進めていた。

２R、ダウンを喫し悔しい表情がにじむ玖村

　玖村は「決勝戦、負けてしまって、圧倒的に優勝するつもりだったんですけど、できなくてすみませんでした。1回戦は、倒しに行くだけで、それができたかなと。準決勝の佐々木選手は、パンチが思ったよりもうまかった感じです。決勝の金子選手は、自分がダウンしてしまったので、もらってしまったなと思いました。強くなっていました。3試合、集中できなくて途中でダメだったのかなと。焦って倒しにいっても倒せる相手ではなかったので。来たら倒そうと思っていました。次やったら、絶対に負けないと思っています。すぐにやり返します」とリベンジを誓った。

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