2022/03/02（水）UP
（最終更新：2022/03/02 22:04）

ゴンナパー（左）にNJKF王者の鈴木（右）が挑む

　4月3日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～K’FESTA.5～』の第3弾対戦カード発表記者会見が、3月2日（水）都内にて行われた。

　第4代K-1 WORLD GPライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレック（29＝タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）と、NJKFで2階級制覇を達成した鈴木翔也（34＝OGUNI-GYM）が激突する。

ゴンナパーの代名詞の左ミドルキック

　ゴンナパーは、昨年7月の初防衛戦で朝久泰央に延長判定で敗北して、ベルトを失った。続く12月には西京佑馬に勝利して、復帰戦を勝利で飾った。対する鈴木は、NJKFで2階級制覇を達成した他団体王者。今年2月、Krushで弘輝と対戦。序盤はダウンを奪われて劣勢も、左フックで大逆転KO勝利を収めてインパクトを残した。

　ゴンナパーは「大きな大会に出るチャンスが貰えて嬉しく思っている」とビッグマッチ参戦に感謝を表す。鈴木との対戦に向けては「特に問題はないと思った。必ず勝ってみせる。皆さんが絶対に面白いと思う試合を見せたいし、自分のスタイルは崩さずに戦っていきます」と元王者の絶対的な自信を見せた。再びタイトル戦線浮上を目指すゴンナパーが、代々木のリングに上がる。

弘輝に大逆転KO勝利した鈴木、序盤はダウンを奪われて劣勢だった

　鈴木は「（今回の会場は）代々木競技場第一体育館、僕は2004年の2月4日、その時は第二体育館でしたが、山本KID選手と村浜武洋選手の試合を見て、僕は格闘家になろうと思いました。KID選手の（試合の）翌日は、高校のクラスはその話題で埋め尽くされていました。今回は日本中を僕の名前で埋め尽くせるように頑張りたい」とこの試合に向け、特別な感情があるようだ。

　ゴンナパーについては「偉大な選手」と尊敬の気持ちも大きい。「今回ゴンナパー選手を倒したらK-1のカーストで一気に上の方に行ける。まだ（自身の存在はK-1で）知られていないけど、上にいる選手も僕のことを意識せざるを得ないと思う。4月3日ひっくり返してやろうかなと思っています」と番狂わせに意欲を示す。