2022/03/02（水）UP
（最終更新：2022/03/02 21:39）

電撃復帰の松倉（左）がモリ（右）と対戦する

　4月3日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～K’FESTA.5～』の第3弾対戦カード発表記者会見が、3月2日（水）都内にて行われた。

　神保克哉を筆頭に盛り上がりを見せている-75kg戦線に大物選手が帰ってきた。松倉信太郎（30=team VASILEUS）がジュリオ・セザール・モリ（38＝ブラジル/ブラジリアンタイ/team Mori)と対戦する。

【動画】松倉が左フックで衝撃KO！相手は宇宙遊泳のようにリングをさまよう

　松倉は、09年にK-1甲子園-70kg王者となり、12年にはKrush YOUTH GP 2012 -70kg王座獲得など-70kg戦線で活躍。17年からK-1を離れ、その後他団体でWPMF世界スーパー・ミドル級王座、KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座を獲得した。

　先日のSNSで松倉は所属していたTRY HARD GYMを離れたことをファンに報告。2月のK-1では、神保克哉の戦いをリング下から見上げていた。

近年では他団体で戦ってきた松倉（右）

　松倉は「K-1に戻って来れて嬉しい。今の僕があるのは今まで所属していたジム、団体があっての僕。色んな人の想いや気持ちを持って決断して、この場にいる。記念で戻ってきたわけでもないし、僕は世界チャンピオンになるために戻ってきた。年齢的に30歳なので時間もないのでアピールしていきたい」と挨拶。

　K-1復帰を決めたのは「K-1に戻りたい。K-1の世界チャンピオンになりたい」というシンプルな思いがあったからだ。他団体で戦っている間も「心のどこかで戻りたい気持ちがあった」という。K-1へ復帰したことで、K-1の-75kg戦線でインパクトを残している神保克哉との戦いも視野に入っている。

　今後の戦いに向けて、松倉は武尊や大岩龍矢とのトレーニングも積んでいる。その効果もあって「今が全盛期」と自信を見せる。さらに、武尊と切磋琢磨することで「すごい格闘技で活躍する人が出てきて、自分はそれにひいてしまって『ああなれない』『自分とは別物』と思っていたところがあったかもしれない。今は一緒に過ごさせてもらって、こうならないといけないし、これ以上にならないといけないと思っています」とかなりの刺激を受けている。

　対するモリは「松倉選手が仰ったように30歳ということで、私は39歳になります。1戦1戦ベストを尽くして戦っていきたいと思っています」との意気込みを語っている。

　K-1に復帰した松倉が、K-1年間最大のビッグマッチでどのような戦いを見せるか。

▶︎次ページは【動画】松倉が左フックで衝撃KO！相手は宇宙遊泳のようにリングをさまよう