【K-1】石井慧「無差別級でやることが強さのモノサシ」対する実方宏介「テクニックで壊す自信」=4.3
4月3日(日)、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.5』(東京・国立代々木競技場第一体育館)で開催されるK-1無差別級トーナメントの1回戦で激突する、石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)と、実方宏介(日本/真樹ジムAICHI)のインタビューが主催者から届いた。
【動画】K-1 3戦目にして石井ピンチか!?実方の壮絶ハイキックKO!相手は完全失神
柔道北京五輪金メダリストの石井はこれまでMMAを主戦場にしてきたが、昨年9月よりK-1に参戦し2連勝中だ。対する実方は第2代Bigbangヘビー級王者で、昨年3月に京太郎にKO負けしたが、7月に丸山公豊にKO勝ちし再起した。
石井はトーナメントに向けて「純粋に自分の中では挑戦ですね。K-1のワンデートーナメントという初めての挑戦が決まって興奮しています」と、その心境を語る。
トーナメント初戦で戦う実方選手の印象について「試合を見た感じではムエタイベースでパンチが早い。でも僕は誰が相手でも相手のスタイルは気にしないというか、まだそこを考えるレベルじゃない。自分が持っている駒をどう使うか。そこを考えて試合に臨もうと思います」とコメント。
続けて、お互い決勝まで勝ち進めば、決勝戦で京太郎と戦う可能性があることについて尋ねられると「僕はずっとロード・トゥ・京太郎選手というテーマを掲げていましたが、今は決勝で実現したらいいなくらいですね。勝負に絶対はないですし、今は実方選手に勝つこと。一つ一つ目の前の試合に勝つことを考えています。このトーナメントに簡単な相手はいないと思います」と、初戦に集中する。
柔道時代もそうであったように、石井の無差別級で戦うことへのこだわりは大きい。
「僕は体重制限がない戦いを大切にしている部分があります。なぜ格闘技をやるかと言ったら、強くなるためじゃないですか。それなのに試合の前日に減量という自分を弱くする行為をするのは矛盾しているというか。格闘技を競技として考えてキャリアを積むのであれば、それもありだと思いますが、僕の場合は無差別級でやることが強さのモノサシだという美学があります」と胸を張る。
師事するミルコ・クロコップには「総合格闘家の僕がどうすればK-1ルールで勝つか、そういう視点からのアドバイスをもらっている」と語る石井。果たして、今回のトーナメントでどのような戦いを見せるのか。
対する実方は石井の印象を「石井選手がK-1に来て『石井選手とやらないの?』という話をすごくされるので、これはファンの方たちも待望していた、注目の一戦じゃないかなと思っています。僕的には一回戦から石井選手か…というのはあるんですけど、逆に一回戦で石井選手を喰っておいた方がポンポン!と上に上がれるかなとも思ってます。トーナメントなんですけど、実際気持ち的にはワンマッチのつもりで、1回戦に勝てば自ずと準決勝・決勝がついてくるかなと思ってます」といい、石井と同じく初戦に賭ける想いが強い。
K-1での石井選手の戦い方・ファイトスタイルについては「2試合とも会場で見てるんですけど、正直に言うと試合はつまらないと思います」と辛口の分析。
続けて「みんなは石井選手のことを壁や岩という表現を使いますけど、そこは僕がテクニックで壊す自信はあります。今まで通りの石井選手に付き合ったら僕もつまらなくなると思うので、そこをどう面白くするかが今回の課題です。いろいろ対策を練っているんですけど、倒せる気がしますね」と、テクニックで凌駕する構えを見せた。
石井vs実方、勝利の女神が微笑むのは果たしてどちらに。
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