【RISE】天心の弟・那須川龍心がプロデビューへ向けて決意「自分もデビュー戦であっと驚かせたい」=4.2公開練習
4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022』で笠原直希(15=シーザージム/SB全国大会-45kg級優勝)と対戦する那須川龍心(りゅうじん、15=TEAM TEPPEN/Stand Up Aクラストーナメント-55キロ級優勝)が公開練習を行った。
天心がプロデビューしたのは、16歳の2014年7月12日。いきなりRISEバンタム級ランカーの有松朝と対戦し、左ハイキックで衝撃のKO勝ちを収めた。「その試合は見ていました。自分もあっと驚かせたい」と龍心は語った。
【動画】那須川天心がプロデビュー戦で見せた左ハイキックの衝撃KO
「初めての公開練習なんで、ワクワクします」と15歳の龍心は笑顔を見せた。公開したミット打ちは、素早いパンチから蹴りにつなげる攻撃を披露。どうしても天心と比較してしまうが、兄とはまた違うスタイルなのかもしれない。
インタビューの受け答えも堂々としており、天心の弟と見られても「本当はプレッシャーがあるのかもしれないけど、まったくないんですよね。試合前になったら、出てくるのかも知れませんけど、今のところはないです」と強心臓ぶりを垣間見せた。
ただ、父である那須川会長からは、「『まだ早い』と言われました。メンタル面とか、体つきとか、まだ子どもなので」とやんわりと反対されたという。アマチュアの経験はあるものの、プロは別世界。コーチとしてよりも、親として心配なのだろう。
「そこは、試合で見せるしかないですね。驚かせてやりたい気持ちがあります」と龍心。同じ年齢の笠原に対しては、「足が長い印象ですね。あと左利きだったんで、うちのジムはサウスポーが多いので、そこは問題ないです」と印象を語る。
直希の兄・友希は、かつて天心と戦ったことがある選手。奇しくも弟同士がプロで戦うこととなった奇跡の巡り合わせ。このことについては、3月4日に行われたRISEのファンイベントで2人とも、「とくに気にならない」と語り、兄は兄、自分は自分と分けているようだ。
RISEの伊藤隆代表は、「ELDORADOは那須川で始まり、那須川で終わる」と今大会を端的に表現しているが、龍心は「第1試合は盛り上げないといけないというプレッシャーはありますが、いずれメインを張れるようになりたい」と野望を語った。
天心と比較してはいけないと思いつつも、どうしても比較されてしまうのが龍心の立ち位置。天心RISEラストマッチで一つの伝説が終わり、龍心RISEデビュー戦で新しい伝説の幕が上がるのか。
すべては、4月2日に答えが出る。
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