【ボクシング】ロマチェンコが6月王座戦を辞退、3団体王者カンボソスはWBC王者ヘイニーとの交渉へ
ロシアのウクライナ侵攻の影響で、プロボクシング元3団体統一ライト級王者のワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)が、6月に決定していた王座挑戦を辞退した。ESPN他、海外メディアが報じた。
現在戦地に行っているロマチェンコは、SNSで自分の試合動画をシェアし続けており、ボクシングには強い思いがありすぐにでも試合をしたい心情が読み取れる。
【動画】先週ロマチェンコがシェアした自分自身の試合動画、速射砲のような連打から相手がダウン!
ロマチェンコは、6月5日にオーストラリアで開催される3団体統一(WBCフランチャイズ王座を入れると4団体)ライト級王者ジョージ・カンボソスjr(オーストラリア)とタイトルマッチに合意。ギリシャでトレーニングをしていたが、2月末のロシア軍侵攻により、母国へ戻り領土防衛隊へ入隊した。
タイトルマッチの開催が危ぶまれていたが、本日22日(現地時間21日)、ロマチェンコがトレーニングキャンプのため出国せず、ウクライナに留まることが発表された。
これを受けカンボソスは同日同会場で、WBC正規王者デビン・ヘイニー(米)との王座統一戦に向け交渉を行う。
カンボソスはツイッターでロマチェンコに「あなたの決断を尊重し、理解し、あなたとあなたの国のために祈ります。どうか無事でいてください。そして私がヘイニーを倒したら、2人で真のチャンピオンを決めましょう。神の加護を」とメッセージしている。
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