【RIZIN】髙阪剛が「極真世界王者がMMAを選ぶのは凄い、ド突き合いたい」と上田幹雄と真っ向勝負宣言=4.17
4月17日(日)に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN 35』で、極真世界王者の上田幹雄(フリー)と対戦する“世界のTK”こと髙阪剛(52=ALLIANCE)が、本日31日、元大相撲の十両・貴賢神(たかけんしん/24=フリー)と公開練習を行った。
髙阪は16年に元大関バルトと対戦しているが、マススパーでは当時の激闘も彷彿させた。
【動画】髙阪剛と”巨体”元大関バルトの激闘!1分間ハイライト
1995年にデビューした髙阪は、今回が引退試合となる。リングス、PRIDE、UFC、パンクラス、そしてRIZINとメジャー団体を渡り歩き、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、マーク・ハントといった世界のヘビー級強豪選手と戦ってきた。髙阪が、最後に上田のMMAデビュー戦の相手を務めるのは、とても意味があることだろう。貴賢神への指導も含めて、髙阪が日本ヘビー級飛躍のカギを握っているのは間違いない。
公開練習で髙阪は、貴賢神との打撃マススパーと相撲のぶつかり稽古を披露。さすがに元相撲取りのパワーには驚いていたが、このパワーに慣れ、寝技に持ち込めば得意の形に持ち込むことができる。対戦相手の上田も大型選手、その対策も兼ねる。
その上田について髙阪は、「極真世界王者がMMAを選ぶのは凄いことです。自分たちの世代でいえば、数見肇さん(第6、7回極真世界大会準優勝)や八巻建弐さん(第6回極真世界大会優勝)が、MMAに挑戦するようなものですからね。MMAの道を歩もうとする事実だけでも嬉しいし、対戦するこの状況が嬉しいです。日本のヘビー級は、これから盛り上がると思います」と極真のレジェンドたちを引き合いに出して絶賛した。
髙阪は、上田とどんな試合を見せてくれるのだろうか。「自分が感じたことを、その場でやっているだけなので、リングへ上がってみて体がどう反応するかでしょうね。できれば、ド突き合いたいです」と、立ち技で殴り合う可能性を示唆した。極真世界王者と打撃で打ち合うことになれば、会場が大いに盛り上がるはずだ。
最後の試合となる髙阪に、もしも、上田との試合でもう一回やりたいと思うことがあったらと問うと「あと10年やるかもしれないですね(笑)。でも、60歳になっていますから。それはないとしても、今回ですべて出し切りようにします」と意気込む。レジェンドから上田に伝えたいものは、何か。4月17日のリング上で、その答えが出る。
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