【K-1】ゴンナパー、NJKF2階級覇者・鈴木翔也は「私のローキックを10発も耐えられない」=4.3代々木
4月3日(日)国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~』。同大会で対戦する、第4代K-1 WORLD GPライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(29=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と鈴木翔也(34=OGUNI-GYM)が公開練習を行った。
【動画】鈴木翔也が3度のダウン奪われ崖っぷち、そして大逆転勝利の瞬間!(22年2月・Krush)
ゴンナパーは、昨年7月の初防衛戦で朝久泰央に延長判定で敗北し、ベルトを失ったが、続く12月には西京佑馬に勝利して、復帰。再び王者となるべく、この試合は落とせない。
公開練習では、トレーナーが持つミットに強烈な左ミドルや左ローキックを連続で叩き込み、快音を響かせた。代名詞の左ミドルはさすがの迫力だ。「オファーがあってからすぐ試合用の練習を始めたので調子は上がってきていて、試合までに100%仕上がっていると思う」と絶好調ぶりを話す。
対戦する鈴木は、今年2月に弘輝から3度ダウンを奪われるも左フック一発で大逆転KO勝ちを収めた強打を持つ。「鈴木選手の試合映像を見て研究しているが、パンチは警戒しないといけない相手。パンチに対する防御は油断せずにやっていこうと思うが、自分のスタイルを崩さずに戦えたら問題なく勝てる相手。チャンスがあればKOを狙っていく」と隙を見て、完全決着を目指す。
さらに「鈴木は足があまり強くない印象がある。蹴りで腕を潰していけばパンチを出せなくなるだろう。1Rにチャンスがあれば1RでKOするし、鈴木は私のローキックを10発も耐えられないだろうね」と得意の蹴りで破壊宣言した。
対する鈴木は、NJKFで2階級制覇を達成した他団体王者。公開練習ではトレーナーの持つドラムミットを持つ相手に、パンチを叩き込み、自慢の強打をアピールした。2月にKrushで逆転KO勝利を収めたパンチの切れ味は鋭い。
K-1初参戦で、元王者のゴンナパーと対戦することになり「オファーを受けた後に映像を見たらめちゃ強いなと。山崎秀晃選手とか名立たるチャンピオンクラスの選手をみんなやっつけています。対戦相手の名前を聞いて試合を断るようでは、格闘家として失格。ここでビッグインパクトを残して、全てをひっくり返してやろうと思います」と大番狂わせを狙う。
「タイトルに行くまでに、倒すべき相手はあと2~3人しか浮かばないので、とりあえずゴンナパーを倒すこと。どこの会場に行っても僕を見つけた人からは『ゴンナパー!』と言われるし(笑)。そのぐらい大きな一戦だと分かっているので今回に集中して結果を出したいと思います」と、勝利へ意欲を見せた。
盤石の強さを誇るゴンナパーが蹴りで破壊力を見せつけて勝利するのか。それとも鈴木が大番狂わせを起こすのか。2人の戦いから目が離せない。
▶︎次のページは【動画】鈴木翔也が3度のダウン奪われ崖っぷち、そして大逆転勝利の瞬間!(22年2月・Krush)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【K-1】”ムエタイ大魔神”ゴンナパー、Krushで大逆転KO勝利の鈴木翔也と対戦「日本中を僕の名前で埋め尽くす」(鈴木)
・【Krush】3度ダウン奪われ、崖っぷちの大逆転のKO! NJKF王者・鈴木翔也が一撃の右で沈める!
・天心戦に向け“進化”見せた武尊「体重を落としたことで、キレも上がった」
・長野じゅりあ、次は前王者の山下実優と空手対決!試合へ向け大外刈りも練習=4.9後楽園
・【戦場】久遠とKARENの一戦は痛み分け、有里は芳美に判定勝ち
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!