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【Krush】激化する-75kg戦線、“特攻”神保克哉と“過去最大138kg”の植村真弥が対戦決定=5.21

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2022/04/06(水)UP

-75kg契約で激突する、神保克哉(左)と植村真弥(C)K-1

 5月21日(土)に開催される『Krush.137』(東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が、5日(火)都内にて行われ、神保克哉(25/※試合時26=K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs植村真弥(33=WSRフェアテックス幕張)の-75kg契約での一戦が決定した。植村の体重は過去最大で138kg。これまではクルーザー級(-90kg)で戦っていたが、今回さらに体重を落として激戦に挑む。

【動画】クルーザー級(-90kg)の強烈パンチで初回KO勝利する植村真弥

 K-1を主戦場にしている神保は、トレードマークの特攻服さながらのファイトスタイルを武器に、-75kgで新階級を作るべく試合を重ね、今年2月のK-1ではダニロ・ザノリニに判定勝ち。現在4連勝を収め、-75kgの階級を引っ張る存在になりつつある。Krushのリングには、19年6月にジョーダン・ピケオーに敗れて以来の参戦となる。

 対する植村は、K-1 JAPAN GROUPでヘビー級やクルーザー級で試合を重ね、今月3日に行われたK-1無差別級トーナメント出場者のK-Jeeや、谷川聖哉とも対戦経験がある。最近は練習を重ねて体重を落とし、昨年は一度70kg台の試合も経験。K-1 JAPAN GROUP復帰戦では、激化する-75kg戦線に飛び込むことになる。

前戦でザノリニにヒザ蹴りをヒットさせる神保

 会見に出席した神保は、対戦相手の植村について「マーク・ハントみたいなファイトスタイルが好きなんですが、あれはあの体格があってのこと。今凄くきつそうなのでどうなるのか、楽しみです」と語る。

 -75kg級では、今月3日の『K’FESTA.5』で松倉信太郎がK-1 JAPAN GROUPに復帰し、ジュリオ・セザール・モリに判定勝利を収めたことについて「俺の引き立て役として、もうちょっと頑張ってほしかったという部分はあります。あと、中村拓己プロデューサーの気持ちを代弁すると『お前のせいで判定が続いたぞ』」と、挑発気味にコメントした。

 神保が-75kgの新階級設立をアピールして1年半ぐらい経つものの、未だ実現しないことから「モチベーションも上がらないし、ムカつくやつ(松倉のこと)も来たので、格闘技を最近楽しめていません。でもKrushは自分の原点なので楽しもうかなと思います。それでまた言いたいことを言います」と語った。

クルーザー級(-90kg)の試合で、1R KO勝利した時の植村(21年4月)

 一方、会見の時点で90kgあったという植村は「-75kgでの試合の方が自分を出せるかなと思って体重を落としました。ちなみに過去最大で138kgあって、スポーツマンらしからぬ減量方法…食って吐いてを繰り返して体重を落としてます」と驚きの減量方法を告白。

「あと、この身長(168cm)で100kgを超えると糖尿も心配なので(減量すると)そういうのも回避できます。神保選手が-75kgを盛り上げてくれて、自分もその階級で頑張ろうと思ったので感謝しています」とも語った。

 この階級での目標を聞くと「一戦一戦が勝負だと思っています」と目の前の試合に集中したいとした。

 神保の階級新設アピールに始まり、松倉信太郎の参戦など、盛り上がりを見せてきた-75kg戦線。この日の会見で、神保は75kgトーナメント開催を今年の目標に掲げた。
 勝って大きくアピールするのはどちらか。

▶︎次ページは【動画】クルーザー級(-90kg)の強烈パンチで初回KO勝利する植村真弥

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