ゴロフキン、苦戦は距離感「これが一番大きい」村田の怪我を気遣う発言も=試合後会見
4月9日(土)さいたまスーパーアリーナで行われた、WBA&IBF世界ミドル級タイトルマッチは、IBF王者“GGG”ゲンナジー・ゴロフキンが、WBAスーパー王者・村田諒太に9ラウンド2分11秒、TKO勝ちし王座統一に成功した。
5ラウンドまでは村田はペースを保った。世界のミドル級絶対王者に対し、ボディを効かせ勝利が近いとも思われた。しかし6ラウンドにはゴロフキンの強打でマウスピースが飛ぶ場面も。このラウンドから形勢は逆転し、9ラウンドにはゴロフキンが怒涛の連打で村田をTKOした。
【フォト】村田のボディに苦しむゴロフキンのこの表情、最後は逆転KO勝利
試合後のインタビュールームに現れたゴロフキン、右目尻がやや切れているか。前半戦に苦しんだ理由に関し「村田選手がとてもタフだった。非常にスタミナがあった」と語る。
そして「とても緊迫した、どちらもギリギリの状態で戦うような状況だった。最初は見ていたわけではないが、自分のいいパンチが当たってきたという感覚を掴むようになり距離感を掴めてきた、これが一番大きいと思う」と最初は距離が掴めず、徐々に自身の距離で戦うことができたと語った。村田が詰めて戦った作戦がはまったのだろう。ゴロフキンは村田と村田陣営が強かったとも称えた。
最後に村田に対し「村田選手が無事で健康でいてほしい。試合はとてもハードで、村田選手もパンチが効いたと思う。試合のダメージを引きずらないように回復に努めてほしいと思う」と気遣った。
対する村田は 試合後のインタビュールームに腫れた顔で現れた。後半ラウンドに形勢が逆転したことに関し「ゴロフキンの、これは耐えられると思ったパンチでも後から効いてくる。途中から角度を変えてパンチを打って来た。プレッシャーはかけていたけれど打たれたダメージが蓄積した」とTKO負けの理由を語った。
そして「あのタイミングでタオルが入ったのは当然。今の時点で言えることは、負けた、それだけです」とTKO結果を認め、今後については「負けたという事実のみ」と明言を避けた。
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