【RIZIN】再起を誓うシビサイ頌真「まず勝つことが大事」、初参戦のラトビア怪物・ビギス「暴力的な試合になる」=4.17

2022/04/15（金）UP
（最終更新：2022/04/17 12:38）

　4月17日（日）に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の第4試合[RIZIN MMAルール/120.0kg/5分3R]で対戦する、シビサイ頌真（パラエストラ東京/巌流島）とリハーズ・ビギス（ラトビア/Team Bigis）の個別インタビューが行われた。

【動画】シビサイがスダリオからチョークで一本勝ちした瞬間！

　シビサイは昨年6月の『RIZIN.28』でスダリオ剛と対戦して3R一本勝ちを収め人気急上昇中。その後、昨年大晦日に関根“シュレック”秀樹にTKO負けを喫したが、日本人ヘビー級トップの実力に陰りはない。

　現在の心境を「程よい緊張がある」と答えたシビサイは、昨年末の敗戦を振り返り「特に練習の内容は大きく変えていないが、意識は変わった。1日1日しっかりと自分をどれだけ追い込めるかを意識しながら練習をしている」と引き締まった表情を見せる。

　対戦相手のビギスについて「アグレッシブな選手。純粋に戦うのが好きな選手」といい、戦術については「色々と決めてはいない。向かい合って戦う中で自分がどれだけ対応できるかが重要」と、まずは肌を合わせてから、勝ちを引き寄せる事を集中しているようだ。

　土曜日に行われる『RIZIN TRIGGER 3rd』と、この『RIZIN.35』で合計3試合のヘビー級マッチが組まれ、さらにヘビー級の王座新設の流れも噂される中、シビサイはその状況はありがたいと喜びつつも、「自分はまずは勝つことが大事」と昨年大晦日の敗戦を払拭することに集中する。

　対するビギスは9戦全勝とパーフェクトレコードを持つ東欧ラトビアの怪物。右のオーバーハンドと破壊力ある蹴りを武器に、決定率80％（5KO・2一本）を誇る。

　RIZIN初参戦のビギスは「自分がどの場面でも常にアグレッシブに戦う姿を見て欲しい。暴力的な試合になる」と気合十分の様子。

　対戦相手のシビサイのグラウンド技術を警戒しつつも「自分は相手にダメージを与える攻撃が得意。特に跳びヒザ蹴りが武器だ」とKO勝利を狙う構えだ。

　子供の頃からPRIDEを見て育ち、PRIDE選手が自分のアイドルだったと語るビギス。最後に「日本でRIZINで戦うことで私の夢が叶った」と喜んだ。

　今回の一戦、各々“負けられない”理由を持つ両者。勝利を掴むのは果たして、シビサイか、ビギスか。

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