【RIZIN】再襲来の強豪ケラモフ、斎藤戦は「負けたと思っていない」、パンクラス王者・中島に勝利の自信
4月17日(日)に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の第2試合[RIZIN MMAルール(66.0kg):5分3R]で対戦する、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と中島太一(ロータス世田谷)の個別インタビューが行われた。
【動画】今回ケラモフと対戦する中島、強烈な右ストレートでKO勝ちの瞬間!
ケラモフは18年のライト級トーナメントを制したトフィック・ムサエフと同門のファイター。20年2月にRIZINデビューを果たし、カイル・アグォンに判定勝利。昨年6月には当時の王者・斎藤裕と激突したが、惜しくもスプリット判定負け。約7年間続いた連勝記録が11でストップした。
昨年の斎藤戦から約10ヶ月ぶりの登場となるケラモフ。昨年の敗戦以来「ずっと練習を毎日続けていた。渡米し、そこで優秀な選手達と実りのある練習をやった」と、練習に多くの時間を費やしてきた事を強調。更に強くなったと自信を持つ。
その敗れた斎藤戦に話を向けると「私は前回の試合は負けたとは思っていない。特にグラウンドの展開では、彼の上をとりながら、私が優位だった。スタンドでも同じで、試合の主導権は私が握っていたと思う」と胸を張る。
対戦相手の中島について「彼は過去モスクワで自分の友人と対戦したので、元々知っている。とても良いファイターだ。ただ、私は自分がすべき事をやって、勝利を掴むだけ」といい、理想的な試合の流れについては「自分はスタンドでもグラウンドでもどちらでも戦えるファイター。試合展開に応じて、その動きや戦術を適応させていくつもり」と、自身に満ち溢れた表情で語った。
確かに、中島は17年9月のロシアMMA団体ACBのモスクワ大会でトゥラル・ラジモフに判定負けをしているが、ケラモフはそのラジモフから今回の試合に向けてのアドバイスをもらった事を明かし、コンディション、戦術共に万全の状態だ。
対する中島は打投極のバランスが良いオールラウンダー。昨年12月のパンクラスのバンタム級暫定王者決定戦で井村塁にTKO勝利。王者となって、RIZINのリングに初参戦する。
中島は「すぐにでも試合ができる位調子が良くて非常に楽しみ」と万全の調子をアピール。
対戦相手のケラモフについて「パワーがあって、勢いがある。荒々しい強さを持っている」といい、試合展開については「ケラモフ選手のチームメイトと過去試合をして負けた。もし彼からのアドバイスをもらっているなら、(ケラモフは)打撃でくるでしょうし、そうでないなら、ケラモフが得意なパンチからタックルで攻めてくると思う。自分はどちらにも対応できるようにしている」と、強く意気込んだ。
年内に王者のベルトと斎藤へのリベンジを果たしたいと意気込むケラモフ。10ヶ月ぶりのRIZINで、強豪の中島を相手にどのような戦いを見せるのか。
▶︎次ページは【動画】今回ケラモフと対戦する中島、強烈な右ストレートでKO勝ちの瞬間!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・4.17 RIZIN 全試合 結果 速報(サトシ・ソウザvsジョニー・ケース、牛久絢太郎vs斎藤裕、浜崎朱加vs伊澤星花)
・4.17「RIZIN.35」サトシvsケース、牛久vs斎藤、浜崎vs伊澤ほかTV放送・ネット配信・生中継情報
・【RIZIN】パンクラス王者・中島太一、ムサエフの盟友・ケラモフと激突「スピードとスタミナ活かし翻弄、KOか一本で勝つ」
・素手ボクシングで相手の“目を破壊する”戦慄のKO劇!ストレート一撃で戦闘不能に
・【RIZIN】天敵ジョニー・ケース「前回と同じ展開になる」王者サトシのタイトルを狙う=4.17
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!