【RIZIN】天敵ジョニー・ケース「前回と同じ展開になる」王者サトシのタイトルを狙う=4.17
4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN.35』のRIZINライト級タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)に挑戦するジョニー・ケース(MMA LAB)が個別インタビューに応じた。
2人は19年10月に初対戦をしており、この時はサトシがレフェリーストップ負けで初黒星を喫している。
ケースは久しぶりの日本に「最高の気持ち!この機会をずっと待っていました。この時点で、私は勝った気持ちでいます」と喜んだ。練習環境については「自分はMMAファイターなので、これまでと同じトレーニングをしてきました。一つだけ変わったのは、プロボクシングの試合をしたことです。ボクシングだけの練習もするようになりましたし、プロボクサーと練習することで多くを学ぶことができています。そして、打撃技術が上がり、ファイトIQも上がりました。MMAに比べてボクシングは、(攻防が)3分の1くらいに集中する競技なので、限られた中でIQが上がり、スキルもアップしました」と語った。
サトシについては「技術の高いアスリートと思っていますが、彼はやっている競技を間違えています。彼はファイターではない。この競技に対して情熱を持っていません。前回の試合でそれを証明しましたが、今回もそれを証明します」と、厳しく分析した。
試合展開は「前回と同じ展開になるでしょう。まず自分が打撃を圧倒して、距離を取った状態になります。彼はそこにフラストレーションを感じて、決死の身で距離を詰めてくる。そこに打撃を当てる展開になるでしょう」と、予想した。
前回の対戦から互いに変わったところについては「ファイターとしての精神力が上がったと思います。自分は、燃えたぎる情熱がさらに熱くなっています。勝負に対する貪欲さが強いです。サトシも最近の試合を見る限りは、勝ちたいという決死の覚悟が見られます。最初に戦った時は、恐れや迷いが見られましたが、最近はなくなりました」と分析した。
サトシの寝技については「彼の柔術は素晴らしいが、戦績を見ても明らかで脅威です。でも一つの要素を忘れています。それは、私のレスリングテクニックです。このレスリング力をどこで出すかが、勝負をわけることとなります。レスリング力が、彼のテイクダウンを防ぐことができます。彼にチャンスがあるとすれば、打撃です。パンチを当てることができれば、勝負の流れを変えることができるでしょう。もしも私とレスリングの勝負をしようとしたら負けるだろうし、前回みたいに遠い間合いからのタックルに打撃を合わされるでしょう」とクールにコメントした。
MMAの試合にしていないことに不安を感じることはあるのか聞くと「自分はプロMMAファイターになって16年目。つねに進化して、レベルアップしています。リングのパフォーマンスを見ていないだけで、心配することはありません。今の方が強くなっている自信もありますし、試合を渇望している状態です」とまったく心配していないという。
最後にケースは今後について、次のように語った。
「この試合に勝って、みんなで祝いたいです。この辛い2年間、パンデミックの中、サポートしてくれた仲間や家族がいます。これは、みんなの勝利として祝いたいです。そして、世界チャンピオンになるということは、これ以上のものはないので、これからも歴史に残り続けるような存在として試合を続けます」
リベンジに燃えるサトシに対して、同じく気持ちで負けていないケース。RIZINライト級タイトルマッチは、どの試合よりも熱く盛り上がることになりそうだ。
▶次ページは、【動画】ケースがサトシから右の打撃でTKOを奪うシーン
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