【RIZIN】髙阪剛の引退試合に家族全員が観戦「息子に何か響かせたい」極真世界王者を相手に最後の勇姿見せる=4.17
4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN.35』で極真世界王者・上田幹雄(フリー)とヘビー級(120kg)戦で対戦する、髙阪剛(ALLIANCE)が個別インタビューに応じた。
2日後に引退試合を控えた髙阪は、「いつもと変わらずにトレーニングを運べて、いい調整ができました。試合前のルーティンがしっかりとできている感じですね」と調子がいい様子。上田に対しては、「大きく身長があって、体重は自分よりも重そうですね。極真世界王者なので身体能力が高く、心の強さも持っていると思います」と印象を語った。
試合展開については、「試合展開を考えてやろうと思っていません。それよりも、自分の体がどう対応するかが重要だなと思っています」とプランを立てていないという。対戦相手にとっては何をしてくるのか分からないため、ノープランはむしろ不気味かもしれない。
これまでMMA日本ヘビー級選手として世界の強豪と対戦してきた髙阪から見て、日本ヘビー級選手の強さはどこにあるのだろうか。髙阪は、「それは、これからもっと練り上げていかなければいけないところでもあるんですけど、一番のベースは気持ちの部分、しっかりと根っこを張り巡らせることが重要かなと思います。簡単に崩れない。折れないところ。とくにヘビー級では、そこが重要になってきます」と語った。
また極真世界王者が寝技に対して、どのくらいの時間が必要になるか聞くと髙阪は、「それは、よく分からない部分ではありますが、2000年の頃になりますが極真世界王者のフランシスコ・フィリオ選手と親交がありまして練習で肌を合わせた時がありました。その時に極真の選手の身体能力の高さ、反応の速さを感じました。そこをベースとするならば、自分の持っているものを広げられるようにすれば、そんなに時間は必要ないと思います」と分析した。
今回が引退試合になるが、「珍しく家族が全員揃って見に来てくれるので、とくに自分の息子には何かを響かせたいなと思っています。息子も格闘技(レスリング)をやっているので」と髙阪。父親としての勇姿を息子に見せて、次の世代へつなげたい思いは強いことだろう。
最高の舞台で、ヘビー級最強の敵を迎える髙阪は、最後に何を見せてくれるのだろうか。
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・4.17 RIZIN 全試合 結果 速報(サトシ・ソウザvsジョニー・ケース、牛久絢太郎vs斎藤裕、浜崎朱加vs伊澤星花)
・4.17「RIZIN.35」サトシvsケース、牛久vs斎藤、浜崎vs伊澤ほかTV放送・ネット配信・生中継情報
・【RIZIN】極真世界王者・上田幹雄「目標は大山総裁、髙阪剛を破って地上最強を目指す」=4.17
・【RIZIN】再起を誓うシビサイ頌真「まず勝つことが大事」、初参戦のラトビア怪物・ビギス「暴力的な試合になる」=4.17
・【RIZIN】髙阪剛「極真世界王者がMMAを選ぶのは凄い、ド突き合いたい」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!