【RIZIN】3連敗の斎藤裕「すぐ次という状況ではない。そんな甘くはない」＝試合後インタビュー

2022/04/17（日）UP
（最終更新：2022/04/17 23:11）

　4月17日（日）東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された『RIZIN.35』のセミファイナル RIZINフェザー級タイトルマッチで、王者・牛久絢太郎（K-Clann）に判定負けした、斎藤裕（パラエストラ小岩）が試合後インタビューに応じた。

【フォト＆動画】牛久のハイキックがヒット！斎藤がダウンする瞬間

　昨年10月に当時王者だった斎藤は、牛久の飛びヒザでTKO負け。リベンジを目指して、今回の試合に挑んだが、2Rに牛久のハイキックを被弾するなど苦戦。3Rに逆襲を狙ってパンチで前に出たが、力及ばずに判定負けを喫してしまった。斎藤は昨年大晦日の朝倉未来戦と合わせて3連敗となった。

「言葉にならない状況ではあります。色んな沢山の方々に協力してもらって今回の試合を迎えることが出来た。結果として応えられなかった自分に対しての歯痒さがある」と呆然とした表情で悔しさを滲ませる。

　判定の決め手の一つとなった、ハイキックについては「貰った時に上手く反応出来なかったというか、タイミングなのかな。ディフェンスができないタイミングで貰ってしまったのかなと思います」と振り返る。「見返すとしっかり落ちているので、ダメージとかで見ると、3R頑張ったけど届かないなと思う」と、判定にも納得している様子だ。

「3R行かないと勝てないと思ったので、ダウンを取る攻撃をしないと厳しいなと思っていました。（セコンドから）倒しに行く指示があったので、自分から詰めていく意識はありました。もう1発2発、ワンツースリーくらいまで打てたら良かったと思います」とコメント。

　再戦となった牛久については「前回よりも打撃だったり組みの展開もあったので、スイッチしたりとか、器用な技術があった」とそのテクニックを認める。

　今後については「ゆっくり休みながら、相談して決めていきたい。すぐ次という状況ではないですね。同じ相手に2回負けてるわけなので、そんな甘くはないと思います。やるんだったら自分が勝ち上がらないといけないです」と、一歩一歩前進する構えを見せた。

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