【RISE】新空手王者・数島大陸「得意なパンチで倒す」、無敗のDEEP☆KICK王者・塚本望夢は”日本最強”目指す=4.24
4月24日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 157』のセミファイナル[初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝]で対戦する、数島大陸(及川道場)と塚本望夢(teamBonds)がそれぞれ公開練習を行った。
【動画】数島が左フック一撃でダウン奪取、そしてハイキックでKO勝利の瞬間
数島は、第30回全日本新空手道選手権大会優勝の実績を誇り、サウスポーから繰り出される鋭いパンチを武器とするファイター。キックデビュー後は、無敗記録を更新していたが、22年1月に本トーナメントに参戦する空龍に判定負けして、戦績を9戦6勝2分1敗(4KO)とした。
前回の初黒星を経て、気合いを入れるために坊主にしたという数島。公開練習ではキレ味鋭いパンチのシャドーとミット打ちを披露。RISEに数回参戦した滉大を相手に快音を響かせ、好調ぶりをアピールした。
空龍戦では得意なパンチに頼りすぎたことが、敗因だった。そのため、キックボクシングの競技者として「蹴りの数は増えると思うし、やっぱバリエーションも増えると思います。その中で得意なパンチで倒すのが僕のスタイル」と自身の戦い方を再認識している。
対戦する塚本については「無敗でDEEP☆KICKのベルトを獲っているので、決して弱い選手ではない」と分析。「今勢いがあるのは分かってるんですけど、その勢いがあることに対して、逆に僕は一回前回負けたことによって無敗で得られなかったことも自分の中で吸収している」と、敗戦を経験した強さが試合に出ると断言。
トーナメント参戦選手の中で、自身の存在感をアピールし、優勝を果たしたいところ。「やっぱり倒せることが一番僕にとっての強み。他のみんなもKOとかあると思うんですけどダウンの数で言ったり倒してる数は一番多いと思う」と倒せる力を見せたいとする。
最後に「ベルトを獲るに当たって初代という名前が残ると思ってるので、去年からフライ級が新設されて、僕はずっと一からフライ級でやってきたので、そこに名を刻みたいっていうのは多分トーナメントの他の3選手の中でも一番思いは強いと思います」とベルトへの熱意を語った。
一方の塚本は、6戦6勝(2KO)の戦績で負け知らずの初代DEEP☆KICK -51kg王者。RISEのベルトと合わせて2冠王となるべく、本トーナメントに参戦することになった。高いパンチスキルと卓越したディフェンステクニックが持ち味だ。
公開練習では、飛び膝蹴りや右のボディストレートなど、破壊力のある打撃をミットに叩き込んだ塚本。「もう仕上がりもバッチリで、今週仕上げてもう試合まで行くって感じです」と絶好調だ。
RISEでベルトを巻くことについては、かなりの思い入れがある。「那須川天心選手と戦いたい」と思ったことがプロデビューを果たすきっかけとなったからだ。「今僕の中では日本のキック界で言ったら一番輝いてる団体」と、RISEでのトーナメント参戦に目を輝かせる。
「RISEのフライ級チャンピオンになったら日本最強と言われてもおかしくないと思うメンバーやと思うんで、僕はデビューしたのが7月で一年前後には最強と呼ばれたら誰でも文句言われないと思うんで、それぐらいには日本最強と言われたいです」と、まずは国内最強を目指すつもり。
対戦する数島については「上手いし、やりにくそうですけど、オーラないし華もないから僕が勝ってチャンピオンになった方が盛り上がるかなと思ってます」と一刀両断。「僕を見るのは大体初めての人が多いと思うんですけど、僕のスピードと、ディフェンスも得意なんでディフェンスと、倒せるパンチを期待してもらったらなと思います」とファンにアピールした。
トーナメント準決勝を突破し、決勝戦に進出するのはどちらか。この試合の勝者は、同大会で行われる田丸辰(TRY HARD GYM/初代RISEスーパーフライ級王者)vs空龍(空修会館/DEEP☆KICK-51kg1位)の勝者と激突することになっている。
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