魔裟斗が堀口恭司の敗因を分析、技のキレや体格差のポイントなども指摘
元K-1世界王者・魔裟斗が、今月24日(日本時間)ベラトールハワイ大会でパトリック・ミックスに判定負けした堀口恭司の試合についての分析を自身のYoutubeで披露した。
【動画】堀口があわや初回一本負けのピンチ!チョークを極められそうになった瞬間
魔裟斗はまず、堀口が以前よりもスピードが落ちているのではないかと指摘。堀口は19年の年末にヒザの手術を行ったが、その怪我と、さらに年齢の影響もあるのではないかと推測した。
堀口の強みについて「一番のストロングポイントは出入りの速さだからね。空手のいきなりポーンと入っていく突き。あれが一番の持ち味だったけど、あれがなくなったなという印象を受けた」と、今回はステップインのパンチが姿を消していたと指摘する。
ステップワークが生きていた時の例として、15年のUFCで王者デメトリアス・ジョンソンと戦った際や、20年大晦日の朝倉海との再戦の時を挙げ「あのへんのステップワークの時は強いなと思ってた。でも今回の試合に関しては、以前に比べるとちょっとスピードがない」と語る。
また堀口が試合後「食いまくって筋肉をつける」と増量しパワーアップして再起すると発言していたことについては「それはしなくていい気はするけどね、やっぱキレじゃない、キレ」とあくまで持ち味を取り戻し、生かしてほしいと期待した。
またミックスとの体格差についても言及する。自身のスパーリング経験を振り返り、背の高い選手たちと手合わせしたことがあったが、その時は「会うと凄くでかい。でもリングに上ってスパーリングはじまると大きく見えない。なぜかというと、背の高さを生かしてなくて、懐が深くない」と、リーチの差を感じることはなかったと言う。
しかし今回のミックスは「背も高いし懐も深いから、堀口くんからしたら相当やりにくいと感じたと思う。遠く感じる」と、体格差以上にミックスの大きな構えが堀口を苦戦させた要因の一つではないかとも語った。
他に動画では、ラウンドごとの細かい指摘をまじえながらの魔裟斗なりののスコアジャッジを展開。また堀口が、体格差のある相手に対してどう戦おうとしていたかも想像し語っている。
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