【UFC】王者オリベイラがまさかの計量失敗で王座剥奪!会場は大ブーイング
5月8日(日本時間)に米国アリゾナ州フェニックスにて開催される『UFC 274』の前日計量が7日に実施された。
メインのライト級(155ポンド/70.3kg)タイトルマッチで対戦する予定だった、王者チャールズ・オリベイラ(32=ブラジル)が155.5ポンド(70.53kg)と、0.5ポンド(226g)のオーバーで計量失敗。挑戦者の同級1位のジャスティン・ゲイジー(33=米国)は155ポンドで計量パスした。
【フォト&動画】王者オリベイラがまさかの計量失敗、会場は大ブーイング!
この結果、体重超過のオリベイラから王座を剥奪。ライト級は空位となるが、実施されるこの試合で、ゲイジーが勝利した場合は、ゲイジーが新王者となる。(オリベイラが勝利した場合はタイトルは空位のまま)
計量セレモニーで、オリベイラは王座剥奪に落ち込む様子なく、意気揚々と登場。計量台の上で両拳を上に突き上げ気合のポーズを見せると、フェイスオフでは、対戦するゲイジーに顔を近付ける挑発を繰り返しながら睨み合った。
会場が大ブーイングの中、オリベイラは「起きてしまったことは仕方がない。ただ、明日はチャールズ・オリベイラが世界に衝撃を与える」と、強気の姿勢を見せた。
ゲイジーは、王者が身体を作れず王座剥奪となった“異常事態”の中での戦いについて「状況は馬鹿げていると思うが、私はただKOするだけさ」と平常心の構えを見せた。
王者オリベイラはブラジリアン柔術黒帯を持つ強豪でシュートボクセ所属。UFC19戦目にして初めて辿り着いた王座決定戦で、元ベラトール世界ライト級王者のマイケル・チャンドラーを激闘の末TKOで下し、悲願のベルトを巻いた苦労人だ。昨年12月にダスティン・ポイエーから一本勝ちを収め、初防衛に成功。今回、破壊力抜群のKOアーティストのゲイジーを相手に2度目の防衛戦に挑む予定だったが無冠に。果たして、試合はどのような結末を迎えるのか。
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