2022/05/09（月）UP
（最終更新：2022/05/09 17:04）

皇治

　5月7日（土）『HEAT50』で皇治が元ムエタイWPMF世界王者のダウサコン（タイ）と激闘の末、延長戦3-0でダウサコンが勝利した。負けたことでその後の動向が注目されたが、昨日8日にYouTube『渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則公式チャンネル』に出演し、今後について語った。

【フォト＆動画】皇治vsダウサコンの激闘写真、皇治が天心vs武尊を語る動画

　皇治は、同大会への参戦発表会見で「この試合がキック最後」と示唆する一方、芦澤竜誠との対戦もやり残しているなどと語っていたたため、次の動向が注視されていた。昨夜出演のYouTubeチャンネルも試合前に撮られたものかもしれないが、皇治が真摯な姿勢で語っていることから、試合後の公開ということもあり、この気持ちが正直なところなのではないか。

ダウサコン戦でアグレッシブに攻める皇治、本戦は1-1のドローで延長戦に突入した

　動画では、元プロボクシング世界王者の渡嘉敷、竹原、畑山と食卓を囲みながら、那須川天心vs武尊の勝敗予想などについてトークを繰り広げた皇治。2人と戦った皇治は威力は武尊、動きとスピードは那須川と評した。那須川は殴ろうと思っても、そこにはおらず、武尊は向かってくる殺気は物凄かったと語ったが、どちらが勝つかは難しいとし、「どちらがKOで勝って欲しい。そしたら自分の株が上がる」と両者と戦ってもKO負けしなかった自分が評価されると笑わせた。

　最後に今後の目標を尋ねられると「自分がここに座らせてもらっているのは奇跡やと思ってまして、こうなれたのは本当にファンや応援してくださっている人のお陰なので、この人たちがちょっとでも喜んでもらえたり、盛り上がるカードができて散れたら嬉しいな、と思ってまして。本当に盛り上がるカードならどんどん挑戦していこうと思っているので、それが今の目標です」と述べた。6月の「THE MATCH」に関しては話は来ているとしたが、「あれは団体ではなくあの2人（天心と武尊）が作ったもの。そこに乗っかろうとは思わない」としながらも、ファンが喜ぶものなら考えるそぶりを見せた。

　また「今までは、むちゃくちゃ格闘技が嫌いだったんです。有名になる手段と思っていたので、格闘技好きな奴に負けてたまるか！と思っていたんですけど、今は凄い好きで楽しくなったので、32歳からでも強くなれるということを証明していけたらな、と思って今は日々生きております」と今後の試合にも期待されそうな発言をした。

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