【UFC】元王者“空手家”ウィテカー、再起戦で３位ヴェットーリと激突！＝9.4史上初のパリ開催

2022/06/01（水）UP
（最終更新：2022/06/01 18:17）

　9月4日（日本時間）にてフランス・パリで開催される『UFC FIGHT NIGHT』のミドル級マッチにて、同級1位のロバート・ウィテカー（31=オーストラリア）と同級3位のマーヴィン・ヴェットーリ（28=イタリア）が対戦すると、主催者が31日に発表した。
　元世界王者のウィテカーと、タイトル戦の経験を持つヴェットーリの対戦は当初、6月12日開催の『UFC275』にて実施する予定だったが、UFC史上初となる注目のフランス・パリ大会で行われることとなった。

【動画】強豪勢を沈める豪腕パンチ！元王者ウィテカーの圧巻KO映像

　ウィテカーは剛柔流空手をベースにするストライカー。17年7月のミドル級暫定王座決定戦でヨエル・ロメロに勝利し、オーストラリア人初のUFC世界王者に。19年にアデサンヤと同級王座統一戦を争い、KO負けで王座陥落。
　しかし以降、3戦全勝と波に乗り、今年2月にアデサニヤのタイトルに挑戦するチャンスを手にしたが、接戦の判定負けで王座獲得に一歩及ばずだった。

　対するヴェットーリは強力なタックルからテイクダウンを奪い、パウンドやサブミッションで相手を仕留めるアグレッシブなファイトスタイルを信条とする。

　5連勝の後、昨年6月に王者アデサニヤのタイトルに挑戦するも、判定負け。しかし、同10月に強豪パウロ・コスタと一階級上のライトヘビー級で対戦。判定で下し、再起戦で勝利を収めた。

　両選手ともにそれぞれのSNSで試合決定を報告。ウィテカーは「待ったなしの戦い！」とメッセージ。一方のヴェットーリは中国の兵法書『孫子』の格言「勝兵は先ず勝ちて、その後に戦いを求む」（『勝者というものは、先に勝利の条件を整えてから戦いに挑む』の意味）を引用し、万全の状態で決戦に挑む構えを見せた。

　注目のミドル級トップランカーの対決、果たして、勝者はウィテカーか、ヴェットーリか。

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