【UFC】ヴェットーリがコスタに判定勝利、遺恨の激闘を制し「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」も受賞
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス41』
2021年10月24日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ライトヘビー級マッチ
●パウロ・コスタ(ブラジル)
判定0-3 ※三者共に46-48
○マービン・ヴェットーリ(イタリア)
コスタは元ジャングルファイトミドル級王者で現ミドル級2位の実力者。昨年9月のミドル級タイトルマッチで王者のイスラエル・アデサンヤにTKO負けするまで13戦無敗(11KO)と波に乗っていた。今年はコロナ感染するなど試合はまだ行ってなく、今回の再起戦で1年ぶりにオクタゴンに登場する。
対するヴェットーリはミドル級5位。18年4月にアデサンヤにスプリット判定で敗れ、その試合以降は5連勝。今年6月にアデサンヤとタイトル戦で再戦したが、ここも判定で敗れた。ヴェットーリも同じく再起戦となる。
二人はミドル級のトップランカーで、この試合は当初はミドル級(185ポンド/83.9kg)の規定体重で行われる予定だったが、20日に突如コスタが体重が落とせないから195ポンド(88.45kg)でのキャッチウェイトにして欲しいと要求。ヴェットーリがそれを飲むと、翌21日にまだ体重が落ちないと一階級上のライトヘビーでの体重を再要求。結局、ヴェットーリが承諾する形となったのだ。
試合開始前、コスタがケージに入るや否や、ヴェットーリに飛びかからんとする場面も。
試合は、コスタの右ハイキックがヒット!ぐらつくヴェットトーリに対し、コスタがパンチラッシュを仕掛けるが、ヴェットーリが巧なディフェンスでピンチを凌ぐ。残り2分、ヴェットーリがサイドから組みつき、テイクダウン成功するが、すぐにコスタに立たれる。コスタの目突き行為で試合が一時中断。コスタにはレフェリーから減点が宣告される。
3R、手数は少ないものの一発一発の攻撃に力が乗るコスタに対し、ヴェットーリはコツコツと攻め続ける。
終盤、コスタが両手タックルからテイクダウンに成功、上からパウンドなど攻めるが返され、ヴェットーリのトップキープでラウンド終了。
4R&5R、体力の消耗が激しい両者。足を止めながら、パンチを繰り出す。多数の多いヴェットーリがコスタをパンチ連打で攻め込む場面が増える。
結局、判定は三者共に46-48でヴェットーリを支持。ヴェットーリはこの試合で、大会で最も良いパフォーマンスを見せた2名のファイターに贈られる「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を受賞した。
▶︎次ページは【動画】試合前のヒートアップ!コスタがヴェットーリに飛びかからんとするシーン
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