【Krush】新王者・池田幸司が新鋭・野田蒼を迎える「残酷な試合で勝つ」（池田）「蹴り落として瞬殺」（野田）

2022/06/02（木）UP
（最終更新：2022/06/23 17:07）

　7月30日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.139』の第1弾カード発表記者会見が、6月1日（水）に行われた。Krushバンタム級タイトルマッチとして王者・池田幸司（ReBORN経堂）vs挑戦者・野田蒼（月心会チーム侍）が決定した。

【動画】王者・池田が打ち合いの果てのKO勝利！

　両者とも、昨年5月のK-1横浜武道館大会での［K-1バンタム級日本最強決定トーナメント］に出場。優勝こそならなかったものの、その後勝ちを重ねて、池田は今年3月の『Krush.135』で壬生狼一輝を破って第8代Krushバンタム級王座戴冠。対する野田も2月の『Krush.134』でトップ戦線の一角・松谷桐を下して、この挑戦権を手に入れた。

　以前から王者・池田を「地味な王者」と言ってきた挑戦者・野田は、この日もとことん挑発的だ。前回の池田と壬生狼のタイトルマッチに関して「（池田は）地味やし負けるやろと思って見てたんですけど、いざ試合を見たらまあまあそこそこ強いなと思いました。地味やけどうざそうで強そうなタイプですよね」と歯に衣着せぬ言葉でバッサリ。「一瞬で蹴り落として瞬殺したい」と自信満々に言い放ってみせる。

　最後に「これから引っ張っていく存在になるためには、ここは普通の判定勝ちやったり、地味な勝ち方じゃダメだと思っているんで、1Rに期待していてください」と1R KO勝利を予告した。

　野田を迎え撃つ池田も「結果的に僕が野田選手をKOして、野田選手が痛い目に遭うので、今のうちにゴチャゴチャ言っておけよって感じです」と一歩も引くつもりはない。
　もっとも選手としての野田の印象を池田は「出入りが巧かったり、カウンターが上手だったり、凄く賢くてセンスのある選手」と、技量は認めている。

　バンタム級は、まだK-1ではベルトは作られておらず、同階級唯一のチャンピオンである池田は「バンタム級の怪物が現われたぞと言わせるような残酷な試合で勝ちたい」と野田を返り討ちにし、自身の実力をK-1も含めたバンタム級戦線の選手たちに知らしめるとした。

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