ドネア、”見えなかった”井上尚弥の最初の一撃に「過去最強のパンチ、真っ白になった」
6月7日(火)さいたまスーパーアリーナにてプロボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)と、WBC世界同級王者のノニト・ドネア(39=フィリピン)の3団体王座統一戦が行われ、井上が2ラウンドに左フックでアゴを打ち抜き、豪快KO、編集部のカメラはその瞬間を捉えた。
試合後、ダメージでドネアは会見を行わなかったが、ドネアをプロモートするプロベラム社が公式サイトでドネアのコメントを発表。ダウン時のパンチが見えず、これまでにない衝撃度だったと語った。ドネアはこれを自身のTwitterライブで最初のパンチだと語っている。井上の近距離での右クロスパンチだ。
【フォト】これは見えない、最初のダウンは接近戦の井上のショートの右
ドネアは「パンチが直撃した時、何が起こったのか分からなかった。カウンターを狙ったので、パンチが見えなかった。過去受けたパンチの中で一番強く、頭が真っ白になった。パンチが来るのがわからなかったんだ」と語る。
接近戦でドネアはパンチを打とうと肩を回そうとした瞬間、井上のショートの打ち下ろしの右がヒットしたのだった。
ドネアはコンディションもよくプランも練ってきたという。だが「自信満々で臨んだが不運にもパンチで倒された。彼の勝利に大きな賞賛を送るとともに、彼のキャリアがベストなものになることを祈っている」とドネアは語った。
生中継の解説で村田諒太も、1ラウンド目にダウンを奪った右ショートパンチについて「脳にモロに直撃するパンチ。あの一撃で、しかもラウンド終了間際。そして2ラウンド目の相手の詰め方の良さも含めて、起こるべくして起こった2ラウンドKO劇」と語っていた。
負けたら引退も示唆していたドネア。”見えない”パンチでの王座陥落で今後の動向も注目される。
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