モハメド・アリ孫がアマMMA戦デビュー戦で一本負け「ここから上がるしかない」”チャンピオン”目指す
6月3日(金・現地時間)米モンタナ州にて、モハメド・アリの孫の一人であるビアッジョ・アリ・ウォルシュ(23=米)がアマチュアMMAファイトでデビューし、2R一本負けを喫した。ビアッジョはSNSで「ここから上がるしかない」と意気込んでいる。
モハメド・アリの孫としては、ビアッジョの弟であるニコ・アリ・ウォルシュが先んじてボクシングでデビューしている。ニコは今年5月にプロボクシング4回戦でKO勝利。現在5勝(4KO)無敗の戦績で注目されている。
ビアッジョは20歳過ぎまでは大学でアメリカンフットボールに専念していたが、2年半前にMMAの道を志した。
偉大な祖父や弟、さらには無敗の世界王者だった叔母のレイラ・アリのように、ボクシングではなくMMAを選んだ理由を「昔から格闘技やボクシングのファンだった。格闘の様々な側面があるMMAがとくに好きになった」と格闘技の色々なツールを使って戦えるMMAをとくに気に入ったのだと言う。
MMAの練習を始めてすぐに、新型コロナウイルスが流行り出した。そのためデビューが遅れたが、現在はラスベガスで、UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌーらを擁するエクストリーム・クートゥアジムにて練習を行っている。
試合はプロ興行のアンダーカードのアマチュア戦として行われた。ウェルター級戦で、相手は同じくデビュー戦というデヴィン・ロスウェル(米)。
試合は1R、ストライカーのビアッジョが、流れるようなコンビネーションパンチで相手からダウンを取るも、立ち上がられ、逆にテイクダウンを許す。
2Rにも、パンチを主体に攻めるビアッジョだが、ロスウェルの執拗なタックルにスタミナが切れたのか、ついにはテイクダウンされるとリアネイキッドチョークを極められタップした。2R4分。
試合後ビアッジョはSNSで「相手が攻めるたびに耐えたいと思っていたが、場の雰囲気に呑まれてしまった。けれどアマチュアのうちにこういうことが起こって良かったと思うし、学んで新しくなって戻ってこれる。ここから上がるしかない」と綴っている。
ビアッジョは試合前に「いつかチャンピオンになりたいが、組織もプロモーションも関係ない。家系に伝わる戦いの伝統を継承したい」と語っていた。
アリを例えた有名なフレーズ”蝶のように舞い、蜂のように刺す”に習い、ビアッジョは格闘技を志す際に、右腕には蜂の、左腕には蝶のタトゥーを彫ったほどの覚悟の入りようだ。
叔母のレイラや、弟のニコに続き、ビアッジョはMMA界で”アリ家ここにあり”を示すことが出来るか。
▶次ページ:【動画】モハメド・アリ孫が打撃で優勢も悔しい一本負け
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