【K-1】KANA「世間にも世界にも見てろよ」漲る反骨心、KOで女子単独大会を成功に導くか⁉=6.25
6月25日(土)東京・国立代々木競技場第2体育館にて開催される、K-1初の女子大会『K-1 WORLD GP RING OF VENUS(リングオブヴィーナス)』のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1Rで、挑戦者スーリ・マンフレディ(34=フランス)と対戦する王者・KANA(29=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が所属ジムで公開練習を行い、インタビューが主催者から届いた。
【フォト】KANAのパンチがまともにボディへ直撃&ド迫力公開ミット打ち動画
公開練習でKANAは、2分1Rのミット打ちを披露。パンチはもちろん、鋭いミドルキックを連打して気合いの入った打撃を繰り出し、タイトルマッチに向けて万全であることをアピールした。
KANAは、今回の試合前に2度に渡り、アメリカ修行を行なった。いろいろなジャンルの女子選手とスパーリングを重ねることで、現在の自分にまだ成長の余地があることを実感したという。「今の自分がキャリア史上一番強いんで、自分自身でも凄く楽しみですね」とKANA。海外の選手と拳を合わせることで、「自分の階級にも強い選手がいるので、そこと拳を交えたかった」と世界の強豪と戦うことへの欲求が日増しに高くなってきているようだ。
K-1 JAPAN GROUP女子選手の第一人者として、男子の中に混じって試合を行なってきたKANAにとって、今回の女子だけの単独のK-1開催は悲願だった。その大会も2週間後に迫ってきたが「疲れもあるんですけど、精神状態も体の調子もめちゃめちゃいい状態に仕上がってますね。もっとプレッシャーとかでやられるかなと思ってたんですけど、結構楽しみが多くて。自分の中では挑戦の試合なんで楽しみですね」と、リラックスした状態で調整が続けられている。
今回はタイトルマッチかつメインイベントも任されているため責任は重大だが、「今それを全部エネルギーに変えられているというか、見とけよって感じですね」と、精神面も充実させて試合に向かっていると語る。
挑戦者のマンフレディは、ミャンマーラウェイなどの素手の試合にも挑戦する修羅場を潜り抜けてきた選手だ。KO率は高く、KANA自身も「めちゃくちゃ体も頑丈だし、気持ちももちろん強いですし、ルールによってしっかりと戦い方をアジャストさせて変えてきている選手なんで、凄く器用だと思います。本当に過去一番危険な相手、リスクのある相手かなと思っています」と打撃を危険視している。
KANAは「自分よりKO率の高い選手とやったことがなかったし、そういう選手と拳を合わせてKO決着で必ず終わらせたいと思っているので、そういう選手をお願いしました」と自ら望んでいたことを明かした。そして、「試合で勝たないと次のステージにも行けないと思うので、今回勝って、その強い選手をK-1に呼びたいと思います」とも語った。
またKANAは「自分は全カードを含めて一番の試合をしないといけないと思うし、来年も開催されるかどうかは自分のメインにかかっていると思うんで、そういう責任を持って戦いたいなと思います」と、K-1女子を背負っての戦いであることも意識している。
「女子の試合は絶対に面白くないでしょという意見もめちゃめちゃありますし、世間のいろんな意見を言っている人に対しても、世界に対しても、見てろよっていう感じですね」と、反骨心を漲らせる。
さらにKANAは「『K-1のチャンピオンはKOじゃなきゃダメでしょ』って言いたいですよね。それをリングで言えれば大成功です」と予言する。K-1初の女子大会に最高のフィナーレをもたらすため、K-1女子の第一人者は、結果で革命を成就する。
▶次ページは、【フォト】KANAのパンチがまともにボディへ直撃&ド迫力公開ミット打ち動画
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【K-1】“女王復活”KANAが新鋭・RANからダウンを奪っての判定勝ち、2年ぶりの勝利に涙
・【テレビ・配信】6.19 那須川天心vs武尊『THE MATCH 2022』生中継・配信情報
・【K-1】KANAが美ボディ仕上げでマッスルポーズ、RANが契約体重650gオーバーも再計量でパス
・【K-1】女子大会に美女リングアナ3名が決定、プロレス団体の力強いコールでも活躍=6.25
・【K-1】女子大会の全試合順決定、メインは王者KANAの防衛戦、セミは菅原美優・MIOらアトム級王座T決勝=6.25
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!