【Krush】王者・佐々木大蔵、THE MATCH組との練習で防衛に自信「武尊・野杁正明・秀さんと追い込みして、3人の熱を感じている」
6月17日(金)に開催される『Krush.138』(東京・後楽園ホール)の[Krushスーパーライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で対戦する、王者・佐々木大蔵(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と寺島輝(25=TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)が公開練習を行った。
佐々木は20年2月にKrushで2階級制覇を達成。自身の戦いを”アート”と評し、不可思や大和哲也、安保瑠輝也、ゲーオ・ウィラサクレックなど数々の強豪たちと、持ち前のテクニックを武器にしのぎを削って来た。
前戦となる今年2月のK-1大会でブラジル強豪のヴィトー・トファネリをフルマーク判定勝利で完封し、連勝記録を9に伸ばした。
佐々木は寺島について「若くて勢いのある選手。テクニック、独特なリズムもあって、僕が戦ってきた選手とは違うタイプ」と警戒。佐々木の49戦のキャリアに対し、寺島はキャリア8戦と戦績に開きがある。
佐々木は「経験の違いはあっても、まだ8戦でタイトルマッチはどうなのか、とかは何とも思っていません。周りからは、僕が勝って当然と見られている声もありますが、今までの経験上、自分は調子に乗りやすく浮足立ってしまう性格ですが、常に『待て! 待て!』と思っています」と一切油断は無い。
自身の試合2日後には『THE MATCH 2022』が開催され、同じKRESTからは武尊・野杁正明・山崎秀晃が出場する。
佐々木は「武尊、野杁正明、秀さんと一緒に追い込みをしていて、3人の熱を感じながら練習できています。寺島選手は同門の大沢(文也)選手がKrushのベルトを獲って士気が上がっていると思いますが、KRESTも負けじと士気が高まっています。秀さんからは特にアドバイスはいただいていませんが、背中を見ていて刺激を受けています」とKREST全体でいい練習ができていると胸を張った。
対する寺島は極真空手や伝統派空手で培った強烈な蹴り技や多彩なコンビネーションで、20年3月の山崎秀晃戦までデビュー以来無敗の4戦4勝(3KO)と勢いに乗っていた。昨年に松本篤人、鈴木勇人を撃破し、現在2連勝と波に乗っている。
寺島は王者の佐々木に関して「強い選手ですし、ベルトの価値を凄く高めてくれたチャンピオンですよね。K-1の下にKrushがあるっていう意識はないんですけど、K-1のチャンピオンよりKrushのチャンピオンのほうが強いと思っています」とリスペクトを惜しまない。
とはいえ「こうやればああなるだろうなっていうイメージは出来ています」と攻略の糸口も掴んでいる。「自分を信じることですよね。試合で意識してないことが出ることもあるんですけど、そういう時って自分を信じている時なんですよ」と、臆するところもない。
現在の王者である佐々木が上げたベルトの価値を、自分が獲ってさらに高めたいという志もある。「佐々木選手はもちろん強いですけど、KOが少ない。Krushは超破壊型格闘技と言われているので、僕がKrushを体現できるチャンピオンになりたいなと思います。自分が獲ったほうがもっともっと高みに持っていけるのかなって思います」と挑戦者らしく意気込んだ。
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