【ボクシング】元世界3階級王者・田中恒成が怒涛の連打で”血を呼ぶ”TKO勝利「早く世界のリングに戻る」=試合結果
【試合結果・速報】元世界3階級王者・田中恒成 TKO勝利で新アジア王者に
6月29日(水)に東京・後楽園ホールにて『WBOアジアパシフィック スーパーフライ級タイトルマッチ』が行われ、王者・橋詰将義(はしづめ まさよし/28=角海老宝石)に挑戦者である元世界3階級制覇王者・田中恒成(たなか こうせい/27=畑中)が挑み、5ラウンド2分52秒、TKOにより田中が勝利。新王者となった。
【フォト】ベルトを持つ田中と”グラマラス”リングガールの写真・3枚
田中は20年大みそかに4階級制覇を目指しWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔に挑むも失敗、昨年12月に元日本王者の石田匠に判定勝ちし再起。今回はWBOアジア王座に挑み勝って世界につなげたいところだ。
試合が始まると、序盤から橋詰の右ロングアッパーがヒット、そしてジャブ、ストレートヒットさせる。橋詰は身長170cmで田中より6cm高く、リーチは13cm長い。その体格差を生かし橋詰が有利に試合を進める。
しかし2Rから田中が圧力をかけて前に出る。最初はアッパー、フックをもらっていたが、徐々に田中の攻撃が当たり始め徐々にペースをを掴み始める。
3Rには田中のショートの右フックがヒットしたのを機に左ボディの連打から右ストレートをヒットさせるなど、以降も連打が止まらず完全に田中のペースに。
そして5R、バチンと音がする左アッパーを当てる田中。中盤には左ボディから左アッパー、右ストレートとたて続けにヒット。橋詰は田中のパンチで右目の眉尻を切り流血。ドクターチェック後、試合再開すると、田中は猛烈な連打。橋詰は被弾しながら防戦一方に。再び流血で顔が赤く染まったところでレフェリーが試合を止め、田中のTKO勝ちとなった。
新アジア王者となった田中はリング上のマイクで「たくさん悩んだが、長所を生かして、スピード生かして攻めて攻めて。ディフェンスもテクニックも完璧なボクサーでは全然ないですが、それでも、これまで3階級獲ってきた自信がある。泥臭くても最後に勝利を掴みに行く、そんなスタイルなので、これからも攻めて攻めて攻めまくります」と意気込んだ。
そして最後に「早く世界のリングに戻って、そして今、世界チャンピオンに本当になりたいんで、それに向けてまたすぐにがんばります」と語ると会場から大きな拍手が沸き起こった。
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