【ボクシング】WBO王者・谷口将隆「年内に防衛戦か統一戦を」IBFでは1日に新王者も誕生
プロボクシングWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28=ワタナベ)が3日、都内ホテルにて後援会発足式と世界制覇祝勝会に出席。後援会は鹿児島、神戸、東京をまとめた大きなものとなり、約150人の参加者に世界王者になった喜びと感謝を述べた。
谷口は昨年12月14日にWBO王者メンデス(プエルトリコ)にTKO勝利で初の世界王者に。今年4月には石沢開にTKO勝利で初防衛。これで4連続TKO勝利と勢いに乗る。
谷口はイーファイトのインタビューに「世界チャンピオンになり、沢山の方に応援してもらえるようになった。もっとこの後援会が継続して続けられるようがんばりたい」と後援会発足に感謝し、「今年あと一戦したい。統一戦ならなおいい。11月くらいにできれば」と意気込みを語った。
谷口が統一戦をするとなれば、このミニマム級では果たして誰になるのか。昨年12月谷口が王座になった1週間後、WBAレギュラー王者のサルダールをエリック・ロサ(ドミニカ)が判定で下し新王者になっている。谷口は19年にサルダールの王座に挑み、敗れていることからリベンジを果たしたいところだったが王座交代となった。
また、7月1日にはIBFで王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に3位ダニエル・バジャダレス(メキシコ)が判定勝利し新王者となっている。
他にはWBAスーパー王座にはノックアウト・CPフレッシュマート、WBCにはペッマニー・CPフレッシュマートという強豪タイ選手が防衛を続けている。統一戦にも大いに期待したいところだ。
谷口は小学生の頃から極真空手を始め、会には新極真会の緑健児代表からの大きな花が飾られた。高校時代にボクシング部に入りインターハイベスト8、龍谷大学で主将を務め、国体準優勝、全日本3位の戦績を収めた。
会に出席した谷口の所属ジム、ワタナベジムの渡辺均会長は「大学で五輪候補とも言われた彼がアマチュアからプロに転向することになった。必ず世界チャンピオンにすると当時の日本ボクシング連盟会長の山根明氏に挨拶に行った」などエピソードなども語られた。
谷口は統一戦を希望しているが、各団体の王者は以下の通り
WBA(スーパー):ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ/防衛14)
WBA(レギュラー):エリック・ロサ(ドミニカ/防衛0※21年12月新王者に)
WBC:ペッマニー・CPフレッシュマート(タイ/防衛3)
IBF:ダニエル・バジャダレス(メキシコ/防衛0※22年7月1日新王者に)
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