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【Krush】難聴を持つ元Sフェザー級王者・郷州征宜の引退セレモニー実施=8.27

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2022/07/08(金)UP

ベルト戴冠時の郷州征宜(右/2017年10月)

 2022年8月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.140』で、第6代Krushスーパー・フェザー級王者・郷州征宜(=ごうしゅう・まさのぶ)の引退セレモニーが実施される。

 現役を引退する郷州は生まれつきの難聴を持つ。学生時代は野球部に所属し、東海大甲府高校在籍時には甲子園に出場。高校卒業後にキックボクシングを始めたが、その時はすぐに辞めてしまい、本格的に始めたのは24歳。

 2011年11月にプロデビューを果たし、10連勝でRISEスーパーフェザー級王座に挑戦したが初黒星を喫した。2015年7月にはREBELS 60kg級王座にも挑戦したが敗れ、プロ27戦目となった2017年10月の『Krush.81』で、当時8戦8勝と無敗記録を更新中の安保璃紅を破りKrushスーパーフェザー級王座を奪取した。

 2018年3月の『K’FESTA.1』の[第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント]では準決勝で武尊とも対戦。前戦は2019年5月『Krush.101』での友尊戦で、その後リングを離れていたが、今回正式に現役から退くことがアナウンスされた。通算戦績は36戦25勝(7KO)11敗。

パンチを振るう郷州(2017年10月)

 ベルト戴冠後、郷州はイーファイトの取材で“耳が聞こえなくても格闘技でチャンピオンになれる。やれば出来るんだ、というメッセージを今後もリング上から発信していきたい”と語っていた。
 2020年には同じく難聴を持つ古宮晴がプロデビューした。古宮もインタビューで郷州を「ベルトを獲って色んな人に夢を与えているので、憧れというか超えたいと思う選手」と目指すファイターの1人に上げており、郷州の活躍は後進にも影響を与えている。

 大会当日、リングで郷州からファンに向けて最後のメッセージが予定されている。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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