【RIZIN】大金星の武田光司、覚悟のジャーマン連発に「必死すぎて何も覚えてない」=試合後インタビュー
7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.37』のMMAルール 5分3R(72.0kg)でジョニー・ケース(アメリカ)を下した武田光司(BRAVE)が、試合後のインタビューに応じた。
試合は序盤、ケースの鋭い打撃を間一髪で交わし続けた武田。2R〜3Rにかけて覚悟を決めて前に出ると、何度もジャーマンスープレックスを決め、ヒジ打ちやパウンドで逆襲。判定で執念の勝利を掴み取った。
この白熱の戦いを武田は「自分に負けないと自分に言い聞かせました。それが出たのかなと思います。必死すぎて何も覚えていない」と振り返る。
1Rに、ケースのヒザ蹴りをクリーンヒットで顔面に被弾した武田。このヒザ蹴りで「息が出来なくなった」とのこと。1Rは、自身の得意な組みの展開で引き込めなかったが、「2Rから組み付く展開になって全部出し切れました」と後半にかけて完全燃焼出来た。ラウンド間に雄叫びを上げたシーンについては「テンションを上げるためにやりました」という。
今後の目標は「具体的には無い」というが「新年始まって自分自身で言っていたのは、今年は”挑戦の年”。ベルトを持っていなくても、持っていても強ければやりたいです。僕は挑戦し続けたい」と話す。レベルの高い選手と積極的に戦うつもりだとした。
敗戦したケースは、キャリア初の3連敗。落胆の表情で、会見に現れ「とにかく自分に対して残念な気持ち。非常に調子が良かったが、この競技は奇妙なことが起きる。言い訳はないです。まず、自分がなぜ負けたのかを振り返りたい」と話している。
ライト級で、日本人選手は海外勢に厳しい戦いを強いられていたが、武田の勝利でジャパニーズMMAに一筋の光が差した。今後の武田の戦いに注目が集まる。
▶︎次ページは【動画】武田がジャーマンを連発、決まった瞬間!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【RIZIN】7.31 全試合 結果 速報(女子スーパーアトム級WGP、所英男vs神龍誠ほか)ライジン 試合結果 2
・【RIZIN】RENA、流血も打撃戦で制し準決勝へ!ウクライナMMA世界女王を退ける
・【RIZIN】パク・シウが浅倉カンナを下し準決勝進出、全局面で優位に立つ
・【RIZIN】スダリオ剛が左フック一撃で関根シュレックを衝撃TKO
・朝倉未来がメイウェザー戦に向けて挨拶「9月25日、さいたまスーパーアリーナで決まりました。1Rからバチバチに行く」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!