皇治、ヒロキングとのボクシングマッチ予定通り決行=ABEMAスペシャルマッチ実行委員会がJBCとの交渉経緯なども説明
8月14日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『ABEMAスペシャルマッチ by 3150FIGHT』。同イベントで、皇治(TEAM ONE)がヒロキング(福重浩輝)とボクシングマッチで対戦することが発表されている。
この試合について、JBCライセンスを持つボクサーがライセンスを持たない選手との非ボクシングの試合を行う問題で物言いがついているのでは?との一部報道があった件について、「ABEMAスペシャルマッチ」実行委員会が見解を発表した。
【フォト】皇治がヒロキングとバチバチの睨み合い、激しい挑発合戦も
昨日3日、『ABEMAスペシャルマッチ by 3150FIGHT』のウェブサイトで『「ABEMAスペシャルマッチ」の実施について』と題したニュースが配信された。
「ABEMAスペシャルマッチ」実行委員会の名義で書かれた記事によると、「格闘家・皇治選手とKWORLD3ジムのヒロキング選手が対戦する『ABEMAスペシャルマッチ』は、日本ボクシングコミッション(以下、JBC)の管轄外のABEMA番組企画として、8月14日(日)に同会場で行われるJBC管轄内のプロボクシング公式戦『3150FIGHT vol.3』とは切り離した形でJBC管轄外のABEMA番組企画として実施されます。」と掲載。
続けて、「本企画に関しては、本年6月から7月にかけて、計3回にわたり、JBCの担当者との面談のほか電話やメールでもやりとりを重ね、本件番組企画にJBCライセンスを受けたボクサーであるヒロキング選手が出場する可能性があることも伝え、今回の開催に関しての念書と実施要項をJBCに提出した上で、JBC管轄外のイベントとして本件番組企画を実施することについて許可を得て発表させていただきました。」とJBCと折衝してきたこを説明した。
さらに、「本企画は、2021年12月16日にメルパルクホール大阪で行われたエキシビジョンファイト企画『但馬ミツロvs西島洋介』を前例に企画されたもので、当時、但馬選手はA級ライセンスを所持するプロボクサーで、西島選手は元東洋太平洋王者でありながらJBCよりライセンス停止中で、他の格闘技団体にも出場していた選手でした。
当時、この両者のスパーリングの実施を事前にJBCに相談し、JBCよりJBC管轄外として行うことの指示を受けて、JBCからゴング等の備品をお借りし、同日同会場で行われたプロボクシング公式戦『3150FIGHT vol.1』の後に実施されました。
また、このエキシビション企画の実施後にJBCや日本プロボクシング協会からのご指導やご指摘は特にございませんでした。」と、有効のライセンスを保持しない西島洋介が、A級ライセンスを所持する但馬ミツロと対戦した前例があることを指摘。その上で、今回の企画を立てたと主張した。
上記を踏まえ、「また、本企画は、ボクシング以外の他の格闘技団体が開催するイベントにプロボクサーが参加するのではなく、所属フリーの格闘家・皇治選手とプロボクシングC級ライセンスを所持する4回戦ボクサーであるヒロキング選手がスパーリングで対戦する企画で、JBC管轄外の公式戦ではない、公式試合場ではない場所で行われるABEMA番組企画です。」とあくまでも企画の範疇であり、JBCのルールに抵触していないと明かした。
最後に、「様々な憶測や推定による記事が掲載されておりましたが、上記で説明させていただいた形で、8月14日(日)にABEMA番組企画は実施されますことをご理解いただければと思います。」と報告。皇治とヒロキングの試合を楽しみにしているファンは、これでひと安心といったところだろう。
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