2022/08/18（木）UP
（最終更新：2022/08/18 19:43）

王者として防衛戦へ挑む大和哲也（C）K-1

　9月11日（日）横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～よこはまつり～』の「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で対戦する、王者・大和哲也（大和ジム）と挑戦者・佐々木大蔵（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）のコメントが主催者を通じて届いた。

【動画】大和哲也が剛腕フックで山崎秀晃を秒殺KOの瞬間

　大和は、佐々木戦が決まり「ベストなタイミング。全て必然なのでこのタイミングも必然。だから、よっしゃーって感じです」と気合が入っている。佐々木については「巧い選手、ベテランの戦い方が出来て、かつ熱い戦い方も出来る。トータル的に何でも出来るテクニシャン」と分析、佐々木のテクニックを警戒心をのぞかせる。

前回の戦いで激しく打ち合う両者＝20年12月

　大和は、20年12月にK-1のリングで佐々木とワンマッチで対戦し、判定負けを喫している。ベルトをかけたリベンジ戦へ「自分はあの（前戦）敗戦で落ちるところまで落ちたんです。でも、だからこそ這い上がってこれたし、自分の人生のターニングポイントをくれた選手。本当に最高の感謝を持って、最高の恩返しをしたい」と闘志を燃やす。

　さらに「確かに今の僕はK-1王者なんですけど、王者らしい試合をしようとは全く思ってない。王者＝大和哲也じゃなくて、“大和哲也が王者”という意識。僕が僕らしい試合をすればそれが王者たる試合になると思う。最高の準備をして、最高の大和哲也の一瞬で決める試合を、一撃必倒の試合をお届けしたい」と意気込んだ。

KrushとK-1の二冠達成へ、佐々木大蔵が参戦（C）K-1

　一方の佐々木は「大和選手と前回試合をした時も会見で発言させてもらったんですけど、雲の上の存在というか、戦える喜びを感じながら臨んだ。結果的に勝利しましたけど、だからと言って大和選手への見方が変わったわけではない。2回も戦えるっていうのは凄く光栄だし、自分の格闘技人生のターニングポイントとなる一戦であることは間違いないですね」と、この試合の位置付けを認識。

「大和選手はベテランですけど、自分も年齢だったり格闘技キャリアではベテランという位置に来るとは思います。ただ、自分としてはまだまだ足りない部分がたくさんあるし、ベテランと呼ばれることには違和感があります。でもそういう見られ方をするのもプロの世界なので、期待を上回る試合を大和選手としたいなと思います」とハイレベルな戦いを見せると誓っている。

　K-1王者vsKrush王者の一戦、勝利するのはどちらか。

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