【KNOCK OUT】元レベルス王者・鈴木宙樹がボクシングから帰還、弟・千裕を破った前SB王者・西岡蓮太と対決
10月16日(日)後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.6』の対戦カード発表会見が13日、行われた。ボクシング転向していた、元REBELS-BLACK -60kg王者・鈴木宙樹(ひろき/25=クロスポイント吉祥寺)がキックボクシングに復帰。KNOCK OUT-BLACK -64.0kg戦で、前シュートボクシング日本ライト級王者・西岡蓮太(23=龍生塾)と対決する。
【動画】これが”戦慄の右ストレート”!倒し屋・鈴木が秒殺KO勝利
鈴木宙樹は、現在RIZINではMMAファイターとして活躍する現KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者・鈴木千裕の実兄。
17年8月にキックデビューすると、REBELSきっての倒し屋として名を上げ、19年にREBELS60kg王座を戴冠した。
しかし20年2月のREBELSを最後に、キック13戦13勝(8KO)の無敗戦績を残したまま「新たな挑戦」とプロボクシングに転向。昨年12月のデビュー戦では、6回戦ボクサーを相手に1RKO勝利していた。
対する西岡は18年にシュートボクシング日本ライト級王座を獲得。20年2月には[初代KNOCK OUT64kgトーナメント]に出場し、一回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝でバズーカ巧樹を下して初代タイトルを奪取した。しかし10月のRISE DoAトーナメント準決勝では、原口健飛に判定負け。
その後、左手首の手術で戦線を離脱し今年4月、約1年5カ月ぶりの復帰戦でSB王座の防衛戦を行ったが、SB二階級王者の笠原弘希にKO負けした。
鈴木はキックに帰還した理由を「キックボクシングが大好きで、忘れきれない。華やかだし、やっていて楽しい」と説明する。さらに「ボクシングで得たものがどれくらい通用するか、試してもみたい」と1年半のボクシング練習の成果をキックで出したいとする。
ボクシングで得たものは「キックボクサーには無い回転力」とパンチの回転の速さを見せつけたいと語る。
西岡について鈴木は「弟が負けていて『西岡選手と試合したい』と発言したこともある。3年越しに叶って燃えている。ボクシングで学んだパンチで、西岡選手のカウンターに対抗したい」と弟・千裕のリベンジに燃える。
もっとも、今はその弟の持っているベルトも狙っているようだ。鈴木は「階級はまだ決まっていないが、弟を蹴落とし奪い取るか、62.5kgの王者・バズーカ(巧樹)選手から奪うか模索している」と2階級目のベルトを見据える。
弟・千裕はRIZINでの活躍からも注目されているが「どこを歩いても『千裕の兄ちゃん』で悔しい思いをしている。弟が唯一(キックボクシングで)負けた西岡選手に勝って、次は千裕を『宙樹の弟』と呼ばせたい」と兄の威厳を取り戻すと意気込んだ。
対する西岡は「2連敗中で、もうさすがに負けられない。無法島トーナメントを獲らせてもらって、またKNOCK OUTで戦いたいと思っていた。手術後の復帰戦では負けてしまったが、感覚は取り戻した。ここで無敗の鈴木選手とやらせてもらえるということで、感謝している」と再起戦の相手にぴったりだと意気込む。
鈴木について西岡は「同じ階級じゃなかったから、対戦は考えていなかったが、動画を見るとパンチがシャープ。ボクシングに行ってもっと上手くなっているだろうから、警戒しながら得意のカウンターを当てて倒せたら」とパンチ勝負で上回るとする。
手術した左手の調子も良いようで「手術した左手でフィニッシュ出来たら一番良い」と万全を証明したいとも。
最後に、KNOCK OUTのベルトにも興味があると語り「王者のバズーカ選手には勝ってるし、今やっても全然負ける気がしないので、一回獲りに行くかも」と勝利の暁にはライト級のベルトも照準に入れるとした。
<対戦決定カード>
▼KNOCK OUT-BLACK -64.0kg契約 3分3R・延長1R
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
vs
西岡蓮太(龍生塾)
▼KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R・延長1R
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺/イノベーション・スーパーフェザー級王者)
vs
カミ シロ(PHOENIX)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R・延長1R
乙津陸(クロスポイント大泉)
vs
酒井柚樹(TEPPEN GYM)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーライvs3分3R・延長1R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
vs
Apollo中山(GOD SIDE GYM)
▶次ページは【動画】これが”戦慄の右ストレート”!倒し屋・鈴木が秒殺KO勝利
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ボクシング】元キック王者・鈴木宙樹が圧巻KOデビュー! 武居、那須川だけじゃない「自分の存在もアピールしていく」
・【RIZIN】再起に挑む萩原京平、対戦する鈴木千裕に「パワーを解放する、絶好の相手」、スキャンダル報道ネタで挑発の場面も
・【超RIZIN】朝倉未来、メイウェザー戦に向けパンチが進化!「キレエグい」「速すぎ」と驚きの声
・”RIZINガール”あきぴ、2週間後のRIZINへ「バキバキになる」過酷な筋トレに励む
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!