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【KNOCK OUT】ブアカーオ以来のタイ人戦に意気込む中島弘貴「今さら中途半端な試合をするつもりはない」=10.16

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2022/10/07(金)UP

中島弘貴(左)とクンタップ・チャロンチャイ

 10月16日(日)に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.6』の[KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R]で対戦する中島弘貴(LARA TOKYO)とクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)の試合前インタビューが主催者から届いた。

【動画】中島弘貴が1Rで3度のダウン奪いTKO勝利

ブアカーオと打ち合う中島(2010年12月)

 中島は長いキャリアの中でもタイ人選手との試合がブアカーオに続いて今回が2度目。2010年12月の『戦極 Soul of Fight』でブアカーオとの対戦前に、少しクンタップとマススパーリング練習をしたことがあるという。「どっしりとしたムエタイスタイルで、ミドルが強かったかなというぐらいですね。12年も前なのであまり覚えていないし、まさか試合をすることになるとも思ってなかった」と笑う。

 ブアカーオ戦を「倒さないと勝てないなと思ったんですけど、うまく逃げ切られたみたいな感じでしたね。捕まえきれなくて、仕留められなかった」という中島は、ムエタイについて「のらりくらりとして、技術で戦ってるんだなという感じはします。だから、進んでやりたいという感じではないですね。やる時があればやりますけど」とコメント。

中島弘貴が右フックでKO勝利(2022年7月)

 今回の試合はもちろんKOを狙うが、結果的に判定でも「凄い試合」をするつもりだという。「やっぱり会場のお客さんは『普通の試合』を見たいわけじゃないですし、『凄い試合』、裏切らない試合をしようと思ってますね」と意気込む。

「ただ殴り合えばいいわけじゃなくて、駆け引きが面白い試合になるかなと思ってるんですよ。その上でシンプルにKOまでいければいいかな」と試合の展望を語り、「今さら中途半端な試合をするつもりはないので、勝ち方にもこだわりたいと思ってます。その勝ち方を見てほしいです」とメッセージを送った。

ヒザ蹴りを繰り出すクンタップ(2017年9月)

 対するクンタップは公式戦への出場が2019年5月の『巌流島』で伊藤澄哉に3ラウンド一本勝ち以来、立ち技競技は2018年6月の『NJKF』でYETI達朗にKO負け以来となる。ジムの会長として活動するが、まだまだ試合がしたい、準備はできているとやる気に満ち溢れる。

 対戦相手の中島を「いいストレートを持っていると思います。警戒というよりも、それを攻略するのが僕の課題となるでしょう」と評し、試合は「ムエタイスタイルを貫き、そして勝ちます」と宣言。ヒジ禁止ルールにも慣れて対応できており、ムエタイではないが、その中でどう見せるか楽しみにしてほしいと意気込む。

 タイトルマッチにも意欲を見せるクンタップは「僕は42歳だけど、歳は関係ない。そんな僕の姿勢を見てほしいです。そして、その姿を見てみんなには頑張ってほしいですね」と、更なる活躍を誓った。

<対戦カード>
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R
中島弘貴(LARA TOKYO)
vs
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

▶次ページは【動画】中島弘貴が1Rで3度のダウン奪いTKO勝利

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