【世界柔道】斉藤立、初出場で銀メダルも親子2代Vならず「自分の柔道を見つめ直す」
柔道世界選手権(ウズベキスタン・タシケント)は13日、男子100kg超級が行われ、初出場の今年の全日本王者・斉藤立(たつる、20=国士舘大)が一本勝ちを重ねる快進撃も、決勝でアンディ・グランダ(キューバ)に敗れ、銀メダルとなった。
斉藤は初戦からオランダ選手に大外刈りで一本、3回戦はドミニカ選手に内股、準々決勝ではウクライナ選手に足車で全て一本勝ち、準決勝ではタジキスタン選手に反則勝ちで決勝に進んだ。
快進撃の斉藤だったが、決勝では一転して技が出なくなった。延長戦に。相手が積極的な攻めに防御に回ってしまった斉藤に指導3が重なり反則負けとなってしまった。
斉藤の父は83年大会の世界選手権で無差別級を制した五輪連覇した故・仁氏だが、日本勢史上初の父子2代制覇が期待されていた。
斉藤は「こんなに後味が悪い試合は初めて。今まで以上に応援してくださったり、ここ半年間支えてくださった人がいっぱいいたので本当に申し訳ない気持ちがいっぱい。また一から自分の柔道を見つめ直すしかない。本当に申し訳ない」と悔やんだが、24年パリ五輪へ大きな可能性を示した。
女子78キロ超級は昨年準優勝の冨田若春(コマツ)が銅メダルを獲得した。
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