【RIZIN】クレベル「三角絞めで一本勝ちする」王者・牛久絢太郎に勝利予告！朝倉未来戦も言及

2022/10/13（木）UP
（最終更新：2022/10/13 15:50）

　10月23日（日）福岡・マリンメッセ福岡A館で開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.39』のRIZINフェザー級タイトルマッチで王者・牛久絢太郎（K-Clann）に挑戦するクレベル・コイケ（ボンサイ柔術）が公開練習を行い、一本勝ちを宣言。タイトルを獲得すれば、注目が集まる朝倉未来との再戦についてもコメントした。

【フォト】クレベルの鮮やかなバックチョーク連続写真

　公開練習でクレベルは、RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザと3分間のグラップリングスパーを行った。ここで手の内を見せることはしないだろうが、バックに回る動きや下からの三角絞めを仕掛けるなど、見せ場を作った。

　インタビューに応じたクレベルは、「コンディションはすごくいいです」と終始笑顔で、仲間たちとの会話に声を弾ませていた。牛久戦のポイントになるのは、打撃のディフェンス。とくにヒザ蹴りとハイキックが得意な牛久に対して、極めの強さがワールドクラスにあるクレベルがどんな対応を見せるのかが、注目を集めている。

　クレベルは牛久の打撃について、「近い距離で打撃を出してきますが、危ないと思えるものはないです。鈴木（博昭）先生に習っているので、問題ないです」と気にしていないという。ストライカーは過去に朝倉未来や萩原京平に勝っていることがあるためか、「牛久はMMAができるファイターですが、打撃に関しては朝倉や萩原ほど危険ではありません」と攻略に自信を見せた。

　この試合の前にタイで練習をしてきたクレベルは、「鈴木先生がケガをしていたこともありまして、タイで打撃の練習をしました。タイはブラジルのような雰囲気があって大好きなんです」と打撃のレベルアップとリフレッシュを兼ねての修行になったようだ。

　牛久はフィジカルの強さを生かした打撃に加えて、豊富なスタミナがある。そのことについては、「まったく問題ないです。毎日、サトシや関根（シュレック秀樹）さんと練習していますから」とクレベル。インタビューを見学していた関根は「クレベルは柔術の10分の試合で、8分や9分を過ぎても逆転して勝っています。フィジカル面については、サトシや俺とスパーして負けることがない」と不安要素がないことを補足した。

　サトシも、「2Rまでにクレベルが極める」と仲間の勝利を予想。そしてクレベルは、「三角絞めで一本勝ちする」と宣言した。

　最後に、タイトル獲得後に噂される朝倉未来との再戦について質問すると、「勝ったら大晦日にやるかもしれませんが、今は一つずつ目の前の試合を大事にしています」と先のことは考えたくないという。クレベルは現在、6連続一本勝ちを収めており、極めの強さでタイトル奪取を狙う。

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