2022/10/17（月）UP
（最終更新：2022/10/17 16:37）

来年の日本大会開催を明言したチャトリ代表

　シンガポールを本拠地とするアジア最大級の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」のチャトリ・シットヨートン代表が、来年に日本大会開催の計画があることを明言した。

　チャトリ代表は本日、来月開催の『ONE 163』（11月19日、シンガポール）の追加対戦カード発表会見に出席。その会見で、日本大会の開催計画の有無を尋ねられると、「来年ONEが日本に戻り、東京での大会開催を考えています。この2年ほどコロナの影響でONEはとても厳しい時期を過ごしました。（開催していた）アジア各国への入国はできなくなり、それは日本も例外ではありませんでした。しかし、先週、日本も入国規制が緩和されましたし、期待してください」と、来年の開催計画があることを明らかに。

19年3月のONE初の日本大会。青木が一本勝ちでライト級王者、劇的な幕切れに©️ONE

　チャトリ代表はその後のメディア向け囲み取材で、その具体的な日時を尋ねられると「今現時点で来年のスケジュールについて明言することはできません。現在、世界各国との会場の実施手続きをしている段階なので、近いうちに発表します。しかし、100％、必ず日本に戻ってきます」と、4年ぶり開催を断言した。

　アジア各国で大会を開催するONE。これまで日本では19年3月と10月の2回、両国国技館で実施。3月大会のメインでは青木真也がエドゥアルド・フォラヤンに一本勝ちし、ONEライト級王者に。10月大会のメインでは、ライトヘビー級王者アウンラ・ンサンが元UFCブランドン・ベラをKOで下し、防衛成功。いずれも盛り上がった大会となった。

　“黒船襲来”のキャッチコピーを引っ提げ日本初開催を行ったONE。果たして来年の実施はいつになるのか。そしてどの選手が参戦するのか。今後の動向に注目だ。

▶︎次ページは【動画】初の日本大会メイン、青木が一本勝ちを決めた劇的な瞬間！（=19年3月）