UFCファイター同士が客席で乱闘、チマエフがヌルマゴいとこ殴り会場騒然
10月23日(日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナにて開催された総合格闘技イベント『UFC 280』のオクタゴンサイドにてUFCファイター同士が激しい乱闘を演じた。
UFC世界ウェルター級3位のカムザット・チマエフ(ロシア)がハビブ・ヌルマゴメドフのいとこで同級のアブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)を左フックで突き飛ばすと、アブバカルもオーバーハンドで反撃に出たのだ。
事件は、『UFC 280』のメインでイスラム・マカチェフ(ロシア)がチャールズ・オリベイラ(ブラジル)とのUFC ライト級王座決定戦に肩固めで一本勝ちし新王者に。UFCライト級のベルトを贈呈されている時に起こった。
海外報道では、アブバカル・ヌルマゴメドフが、チマエフと親しく会話していたが、二人は次第に拳を握りしめ、アブバカルがチマエフの耳元で何かささやいた。緊張が高まるのを見た友人が仲裁に入ろうとしたが、チマエフが左フックでアブバカルを突き飛ばすと、アブバカルもオーバーハンドのパンチを返したが、2人は複数の警備員によって引き離された。
アブバカルは、今回の大会で先に試合を終え、ガジ・オマルガジエフに判定勝ち、オクタゴンサイドで観戦していた。なお、アブバカルが何を耳元で囁いたか明らかになっていないという。同じロシアの階級別の新チャンピオンが誕生しためでたい瞬間に一体何が起こったのか。この2人が今後試合で対戦することも考えられる。期待したい。
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