【極真会館】西村界人の連覇に”待った!”元世界重量級王者・荒田昇毅が3年ぶり復帰=11.20全日本
11月20日(日)に行われる『第54回全日本大会』の記者会見が9日、都内にある極真会館・代官山道場にて行われた。今大会は来年秋に開催される『第13回全世界空手道選手権大会』の日本代表選抜大会となっている。
男子69名による体重無差別のワンデートーナメントとなり、ベスト8が世界大会への出場権を勝ち取る。
前回の優勝者で連覇を目指す西村界人(28=東京城北)や、前回準決勝での反則により連覇を逃したコンスタンティン・コバレンコ(27=総本部)などトップ選手が参戦。この世界代表レースに前回世界大会以来3年ぶりに荒田昇毅(35=千葉中央)が復帰する。荒田は13年の世界ウェイト制大会重量級 優勝など、パワフルなファイトで全日本や世界大会で何度も上位入賞している。
荒田は会見に登場すると「前回の世界大会から3年、どこか後悔の気持ちもあって、今後の人生を生きていく上で後悔したくないと思って出場を決めた」とまだ熱い気持ちが残っていたと語る。
また「20年に自分の道場を開設させていただき、戦いの場から一線を退いた日々を過ごしていく中、自分の生徒たちに身体が動くうちに自分の姿を見せたいという気持ちが出てきた」と道場生たちに背中を見せておきたいと思うようにもなったと言う。
一方、連覇を目指す西村だが、前回大会で、決勝の相手がコバレンコの反則負傷によりドクターストップ。不戦勝での優勝となっていたため挑戦者の気持ちで挑むという。
西村は「前回はあのような形での優勝となり、自分の中で時間は止まっている。連覇というより、もう一度挑戦者の気持ちで、圧倒的な強さで優勝したい。そして世界大会で優勝できるような試合をする」と改めての優勝を誓い、世界大会へ繋げると宣言する。
また前全日本本王者のコバレンコは「最高の組手を見せる。今回のテーマは、色々な技をやってみて、得意の足掛け技をやって一本勝ちする」と多彩な蹴り技から、一本での勝利を築くと意気込んだ。
今回はコロナ禍を経て、海外選手たちも再び参戦してくる。中でも注目はスペインのアレハンドロ・ナヴァロ(46)。12年の全日本でも優勝し、13年の世界ウェイト制軽重量級で優勝、さらに今年の欧州ウェイト制でも優勝と、未だ強さも衰えないレジェンドだ。
ナヴァロは勝ち上がれば、3回戦で西村と対決する。西村は「少年部の頃から見ているレジェンド。極真の舞台で戦えることは光栄でもあり、リスペクトしつつ倒しに行く」とレジェンド超えを誓っている。
他にも今年の欧州ウェイト制重量級優勝者アントニオ・トゥセウ(31=仏)など強豪外国人が来襲する。
来年の世界大会へ向け、日本選手たちは世界で勝ち上がる”心技体”揃った圧倒的な戦いを見せることが出来るか。
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