猪木さん追悼興行に宇佐美正パトリックの実弟・メイソン、“カポエイラ・マスター”マーカスが参戦決定=12.28両国
12月28日(水)東京・両国国技館で開催される、アントニオ猪木さん追悼興行『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国』。
同興行で「令和猪⽊軍」と“世界の未知の格闘技”軍との、異種格闘技の対抗戦が計画されているが、その「猪木軍」に格闘技界の新星・宇佐美秀メイソン、“カポエイラ・マスター”マーカス・レロ・アウレリオの参戦が決定した。
【動画】“カポエイラ・マスター”マーカスがカポエイラキックで秒殺KO
宇佐美は、高校ボクシング6冠でABEMAの格闘オーディション番組『格闘DREMERS』や『RIZIN』にも参戦している宇佐美正パトリックの実弟。『INOKI BON-BA-YE』が始まった2001年5⽉20⽇⽣まれの21歳で、関係者の間では「10年に⼀⼈の逸材」と評価される。
物⼼ついた頃から空手を始め、少年時代に新極真全⽇本ドリームカップ優勝、新空⼿全⽇本⼤会優勝、新空⼿ガオラカップ優勝、内⽥塾全⽇本⼤会3連覇、⽩蓮会館関東選⼿権優勝、⽉⼼会グローブ空⼿優勝、正道会館全⽇本ジュニア⼤会準優勝とフルコン空⼿のタイトルを総なめに。
さらにキックボクシングでも覇王キックボクシング⼤会優勝、ボクシングでも⻄⽇本U15⼤会で準優勝と活躍した。
しかし、思春期にはストリートファイト等で警察にも何度か世話になるようになる。⺟親が住むカナダに留学すると、マフィア事務所に殴り込み仲間15⼈の内、8⼈が殺される⼤事件の当事者となり、本⼈も腕を銃で撃たれて⼀命を落としそうになり、カナダの少年院に半年ほど⼊った後も暴れるため、少年ながら異例の⼤⼈の刑務所に約1年半入ったという経歴も持つ。
日本に戻りMMAへ転向しプロの格闘家の道へ進むと、LDHの『EXFIGHT』で3連勝し、今年4月の『POUND STORM』でプロデビュー。判定負けを喫するも短期間での対応⼒に、関係者を改めて唸せた。今回、大会コンセプトである“過去のレガシーで未来を⾒せる“に則り、将来性のある若い選⼿に輝ける場を提供したいということで⽇本の将来の格闘技界を背負って⽴つ男として「猪⽊軍」⼊りが内定した。
果たして宇佐美には世界のどんな強豪が相手として立ちはだかるのか。
同じく「猪木軍」として参戦が決定したマーカスは巌流島には⽋かせない常連選⼿。
アントニオ猪⽊の第2の故郷ブラジルで柔術以上に歴史を持つカポエイラの技を格闘技の試合でも⾒事に使いこなす。カポエイラの旋⾵脚で、キック、MMA、巌流島の試合でKO勝利し続けるため、まさに「これぞ異種格闘技戦」を体現できる選⼿でもある。
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