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【キック】大沢樹生、引退試合は判定負けもYogibo社長と大激闘「来年新たな挑戦します」

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2022/12/09(金)UP

大沢は試合後、一旦リングを降りると宣言、「来年新たな挑戦をします」とも。左は対戦したYogibo木村社長

 12月9日(金)、東京・八芳園にて経営者らが参戦するキックボクシングイベント『EXECUTIVE FIGHT』(以下、エグゼクティブファイト)が開催された。
 第7試合キックボクシング(-65kg契約)では“キックボクシング3戦2敗1分”元光GENJIの大沢樹生(53)が、Yogiboの代表取締役・木村誠司氏と対戦し2ラウンドの激闘の末、判定3-0で木村の勝利となった。

【フォト】この2人の激闘、互いのパンチがクリーンヒットした瞬間

 大沢は、来春に東京・北区長戦への出馬を表明しているが、今年8月26日の大会で大沢がリングイン、12月の試合で一旦リングを降りるとしていた。その相手に指名したのが。セコンドで来場していた木村社長だった。

木村のセコンドにやYA-MANと宮城大樹

 木村社長は本格的な格闘技経験はないが、格闘技経験のある友人とスパーリングしたり、ネットで技を研究したりと格闘技好きを公言。この試合に向け、YA-MANとも練習しこの一戦に挑む。セコンドにはYA-MANやターゲット渋谷代表の宮城大樹がつくなど本格的な陣営だ。
 大沢のセコンドには大沢が2戦目で戦った飲食店経営者で元ボクシングトレーナーの森田隼人がついた。

 序盤から木村が攻めていくが大沢は冷静に見てかわすも、木村の手数で被弾が重なり、後ろを向くなどバランスを崩す場面も。木村はローキックで意識を下にそらし、顔へのパンチを放つと、大沢は度々被弾、それでも耐える大沢はジャブから右とパンチをヒットさせていく。

クロスカウンター

 2ラウンドも大沢は木村の連打をダッキングでかわしパンチを返しヒットを重ねる。時折アゴが上がるが、構わず前に出る。互いのパンチがクロスする好ファイトだった。終了のゴングで、最後まで手を出し続けたのは大沢だったが、被弾率や強打をもらったのは大沢が多く、判定で差がついた。

勝利は木村

 勝利した木村は「大沢さんをナメてたけど、思ったよりすごく強かった。まじでびっくりしました。これは戦ってみないと分からないと思う」と大沢を称えた。これで本当に最後かと大沢にマイクが向けられると、「これで勝ってたら味しめて撤回したと思いますけど、結果はご存知の通り3-0の判定負け。これで潔く、一旦、一旦ですよ、このエグゼクティブファイトのリングを降りようと思います」とリングに別れを告げ、「来年新たな挑戦をしようと思います」と北区長戦への出馬も含めての発言だろう。今後の大沢の活躍に期待したい。

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